モデルにワークフロー定義を設定する

最終更新日: 2020年12月3日
R8 | R9

定義方法

(前ページで用意した)ワークフロー定義を、実際のモデルと紐付けます。
1つのモデルは、複数のワークフロー定義を選択して利用できます。

  1. 管理処理メニューから「ワークフロー設定検索」を選択します。
    ワークフロー設定検索
  2. 検索画面で「登録画面へ」ボタンを押し、ワークフロー設定の登録画面を開きます。
    「モデル名」欄では、モデル定義時に「ワークフローを利用する」と設定したモデルが選択可能です。
    ここでは「年休申請」モデルを選択します。
    ワークフロー登録画面
  3. 「ワークフロー参加者設定」は、フローパターンと参加者を設定済みのワークフロー定義から選択します。
    ワークフロー参加者設定を選択する
  4. フローパターンと参加者を指定すると、画面の下の方にワークフロー図が表示されます。
    (これはフロー確認用の図であり、ここでの編集は行えません。)
    ワークフロー図の表示
  5. 差し戻し時の戻し先を設定します。「一つ前へ戻す」または「申請者へ戻す」を選択します。
    標準では「一つ前へ戻す」が選択されています。
    差し戻し時の戻し先を設定する
  6. 「保存する」ボタンをクリックして、ここまでの設定を保存します。

合議の承認数の確認8.3.0

合議の承認数および承認者情報をフロー参加者詳細画面で確認することができます。

合議の承認数と承認者情報の確認
合議の承認数ならびに承認者情報は、フロー参加者の登録・更新時にデータベースに保存されます。具体的にはワークフロー設定(jfcworkflow_setting)モデルのフロー参加者コンテナに用意された合議承認数(participants/approval_num)項目です。この値がnullの場合、図7の情報は表示されません。この場合は当該フロー参加者データの更新を行なってください。更新を行なったタイミングでこのカラムに値が設定・保存され、必要承認数が詳細画面で閲覧できるようになります。

注意点

モデルに対してワークフロー参加者を設定したあと、ワークフロー参加者に関する情報を変更することはできません。すでに開始されたワークフローと整合性が取れなくなるためです。

ワークフローを設定したモデルのデータ A を新規に登録したと想定します。A には「次の承認者」に関する情報がすでに含まれている状態でデータベースに保存されています。ここでワークフローのフロー参加者を変更しても、既存のデータ A には反映されません。