説明文・脚注を挿入する

最終更新日: 2022年6月3日
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図1は「顧客」入力欄と「メモ」入力欄の間に説明文を挿入した例です。

説明文の挿入(入力画面)

詳細画面にも反映されます。ここでは色を変えてみました。

説明文の挿入(詳細画面)

定義方法

図3に示すように、表示する文字列を格納する項目「MIDASHI1」を用意します。

モデル定義

データベースに保存しない設定とします。

データベースに保存しない

読み込み専用とします。

読み込み専用設定とする

項目の値の初期値として、表示用の文字列を指定します。ここでは登録画面表示時と詳細画面表示時にそれぞれ表示用の文字列を設定しています。(これはデータベースに格納されません。画面表示のみで用いられます。)

初期値として表示文字を設定する

入力画面(登録・更新)におけるスタイルを指定します。ここでは背景を白、文字色を赤としました。

background:#FFF;color:red;padding:0px;margin:0px;

スタイルの適用範囲は "両方" (入力欄および入力欄を囲う領域) とします。

入力画面のスタイル設定

出力画面におけるスタイルを指定します。ここでは背景を白、文字色を青としました。
また「ラベルを表示しない」設定を有効にします。

background:#FFF;color:blue;padding:0px;margin:0px;
出力画面のスタイル指定

レイアウト

説明文を管理する項目に単独の隠しレイアウトを指定します。

隠しレイアウトの指定

グループの表示方法を "縦方向にグループ化" とします。これによって枠は表示されません。

レイアウトグループの表示方法の設定

説明文・脚注を枠で囲う

説明文を枠で囲った例を示します。

説明文を枠で囲って表示する

定義方法

グループの表示方法を "四角で囲む" とします。

レイアウトグループの表示方法の設定

改行の扱い

説明文中に改行を行った例を示します。

改行を含む説明文

定義方法

通常の文字列項目では改行が行えません。そこで MIDASHI1 項目を「テキストエリア(リッチ)」とし、いくつかのHTML要素を受け入れるようにします。

入力項目をテキストエリア(リッチ)とする

さらに、初期値を自動計算式とし、TOSTR関数で囲んだ文字列中に HTML の改行要素<br/>を含めるようにします。

計算式として文言を用意する

利用できるHTML要素は制約されています

Wagbyが提供するリッチテキストエリアが対応できるHTML要素(br, ul, ol, li,...) のみを利用できます。