(1) 顧客管理アプリケーション 選択肢の設定最終更新日: 2021年2月1日

選択肢モデルとは

データを登録・検索する時の入力方式のひとつとして、テキスト入力のほかに
セレクトボックスやラジオボタンのような、「用意された選択肢の中から選ぶ」方式があります。
都道府県や血液型など、登録したいデータがいくつかの候補に特定できるような情報は、テキスト入力ではなく選択方式になっていたほうが便利です。

選択肢の例(セレクトボックス)

これを実現するのが「選択肢モデル」です。

選択肢モデルを追加する

1つ前のチュートリアル「モデルの作成」でビルドしたアプリケーションに選択肢モデル「業種」を追加します。
「業種」モデルは、顧客の業種情報を管理するモデルです。

  1. モデル画面でギアアイコンをクリックし、テンプレート>選択肢モデル を選択します。
    選択肢モデルを作成する
  2. モデル名とモデルIDを以下の通り変更します。
    モデル名:業種
    モデルID:jobtype

    選択肢モデルでは、4つの項目「主キー」、「内容」、「表示優先度」、「有効期限」があらかじめ定義されています。
    (これらのモデル項目名、項目ID、型は変更できません。)
    選択肢モデルを定義する
  3. 選択肢を設定します。
    「初期データ」タブをクリックすると設定画面が表示されます。以下の通り入力してください。
    ギアアイコンの「新規」をクリックすると行を追加できます。
    No.ID内容表示優先度有効期限
    11食品未入力未入力
    12医療機関未入力未入力
    「初期データ」の設定
    これで、選択肢モデル「業種」の設定は完了です。
  4. 次に、先にチュートリアルで作成した「顧客」モデルと連携するよう、編集画面を開きます。
    上部メニュー「モデル」をクリックし、モデル一覧表示画面に戻ります。
    画面が表示されたら、「顧客」モデルの行の「編集」ボタンをクリックします。
    モデル一覧表示画面
  5. 「顧客」モデルに項目を1つ追加します。
    ギアアイコンの「新規」をクリックし、
    追加された行に以下を入力します。
    項目名項目ID
    業種job他モデルの項目参照
    顧客モデルの編集画面
    型で「他モデルの項目参照」を選択すると、図の「モデル項目の型詳細設定」ダイアログが表示されます。
    以下の通り設定します。
    参照先モデル:業種(jobtype)
    入力タイプ:リストボックス
    参照先モデル項目:内容(content)
    モデル項目の型詳細設定
  6. 最後に、「検索」と「一覧」にチェックを入れます。
    業種項目の定義
    これで、「顧客」モデルと「業種」モデルの連携が設定できました。

動作の確認

選択肢モデルの設定が完了したため、アプリケーションをビルドして動作を確認します。

  1. アプリケーションをビルドし、ログオンします。
    ビルドとログオンの方法についてはビルド~アプリケーションの起動を参照してください。
  2. メニューから「サービス」タブを開き、「顧客検索」をクリックします。
    サービスメニュー
  3. 検索画面の「業種」のセレクトボックスに、先ほど登録した2つの初期データが入っているのが確認できます。
    選択肢モデル「業種」が表示された

    重要

    メモ:前のチュートリアルで登録した顧客データが消えてる!どうして?
    チュートリアルではWagby EEの内蔵データベースを利用しています。
    内蔵データベース利用時、モデルの定義(型、項目追加など)を変更すると、そのモデルに登録されていたデータは消えてしまいます。
    このとき、あらかじめバックアップを行うことでデータを復元できます。次章でその方法を説明します。

  4. 「顧客」データを新たに登録します。
    登録画面へボタンをクリックし、登録画面で以下のデータを登録します。
    (このデータは次のチュートリアルでも必要になります。)
    顧客名称顧客カナ会社名称電話番号業種
    鈴木 一郎スズキ イチロウジャスミン食品098-890-6036食品
    田中 二郎タナカ ジロウジャスミンクリニック03-1234-5678医療機関

データのバックアップ

次のチュートリアルでも、モデル定義に変更を加えます。
モデル定義を変更すると登録したデータが消えてしまうため、後で復元できるようバックアップを行います。

  1. 「管理処理」メニューから「インポートとエクスポート」をクリックします。
    管理処理メニュートップ
  2. バックアップを行うモデルを選択します。
    今回はすべてのモデルのバックアップを行います。
    「すべて選択する」ボタンを押し「エクスポート」を押して実行します。
    バックアップ対象モデルの選択
  3. バックアップが完了すると、フォルダが出力(エクスポート)されます。
    フォルダ名には、エクスポートを実行した日時が使われます。
    バックアップ完了
  4. これでデータのバックアップは完了しました。
    一度アプリケーションからログオフします。
    画面右上のユーザメニューシステム管理者をクリックし、「ログオフ」を選択するとログオフできます。

もっと詳しく

ビルドした後から、選択肢を追加したい時はどうする?

選択肢モデルの初期データは、あとから追加することも可能です。
また、選択肢の表示順を変更したり、一時的に非表示にすることもできます。
詳細は「リポジトリ>他モデルの参照>選択肢モデル」を参照してください。

トラブルシューティング

「よくある質問と回答 > チュートリアル」を参照してください。