顧客管理 使い勝手の向上

最終更新日: 2025年7月29日

必須項目の指定

顧客モデルの「顧客名称」は登録時に顧客名称を必ず入力してもらうようにしましょう。

  1. 顧客モデルの編集画面を開き、「顧客名称」の「詳細」ボタンをクリックします。
    顧客モデルの編集画面
  2. ウインドウの「入力チェック」タブをクリックし、「必須」欄のリストボックスで「」を選択します。
    必須チェックを有効にする
    これで、顧客名称が必須項目に設定できました。

カナ文字の補完入力と文字種

顧客モデルの「顧客名称」を入力時、自動的に「顧客カナ」項目も入力させることができます。

  1. 顧客モデルの編集画面を開き、「顧客カナ」の「詳細」ボタンをクリックします。
    入力支援>振り仮名の入力元項目を「顧客名称」とします。平仮名かカタカナかを指定できます。
    カナの自動入力
  2. あわせて「顧客カナ」は全角カナとスペースのみが入力可能な文字、とします。
    カナとして利用できる文字種

初期値の指定

サポートモデルの「日付」項目の初期値が、今日の日付になるように設定します。

  1. サポートモデルの「日付」項目の詳細ウインドウを開き、「初期値」タブの「登録画面表示時」欄に以下の式を入力します。
    TODAY()
    TODAY()はWagbyが提供する関数で、今日の日付を返します。詳細はこちらに記載しています。
    登録画面表示時の式

テキストエリア

サポートモデルの「内容」項目の入力方式を通常のテキスト入力欄から「テキストエリア」に変更します。
これにより、改行を含む複数行の入力が可能になります。

  1. サポートモデルの「内容」項目の詳細を開きます。
    「入力制御」タブの「入力項目の種類」を「テキストエリア」に設定します。
    入力項目の種類を選択する
  2. ウインドウを下にスクロールすると、「テキストエリア」欄があります。
    ここで行数と1行あたりの文字数を指定できます。
    行数と文字数の設定

ビルドと実行

アプリケーションをビルドし、動作確認を行います。
動作確認が完了したら、最後にデータをバックアップします。

ビルドとアプリケーションの起動

  1. アプリケーションをビルドし、ログオンします。
    ビルドとログオンの方法についてはビルド~アプリケーションの起動を参照してください。
  2. ログオン出来たら、前回のチュートリアルでバックアップしたデータを復元します。
    復元方法についてはビルドとデータの復元を参照してください。

(1) 顧客モデルの確認

  1. 顧客モデルの新規登録画面を開きます。
    顧客登録画面
    「顧客名称」のテキストと入力エリアが赤色に変わっています。赤色は必須項目であることを示しています。
    また、「顧客名称」を入力時、自動的に「顧客カナ」も補完されます。

(2) サポートモデルの確認

  1. 顧客モデルの詳細画面から、サポートモデルの新規登録画面を開きます。
    「サポート日付」は本日の日付が初期値としてセットされていることがわかります。また「内容」はテキストエリアとなっています。
    サポート登録画面

まとめ

このチュートリアルでは、親子関係を軸とした項目の設定方法を学びました。

Wagbyでは、これ以外にも多くの設定があります。これらは設定だけですので、ノーコードです。マニュアルの目次から、Wagbyでどのような設定ができるかを知ることができます。

さらに複雑な業務ロジックも、ローコードとして用意することができます。