顧客管理 使い勝手の向上
最終更新日: 2021年2月5日
顧客モデルの「顧客名称」の情報が欠けてしまうと、顧客情報として不十分です。
営業日報モデルで、その日の訪問回数がすぐに分かるよう、
Wagby EEの自動計算式を用いて訪問履歴データの数を表示させます。
補足:式の書式について
サポートモデルの「日付」項目の初期値が、今日の日付になるように設定します。
サポートモデルの「内容」項目の入力方式を通常のテキスト入力欄から「テキストエリア」に変更します。
アプリケーションをビルドし、動作確認を行います。
サポートモデルの新規登録画面を開きます。 次章より、これまでは触れなかった WagbyDesigner の詳細機能を説明します。必須項目の指定
そのため登録時に顧客名称を必ず入力してもらうよう、必須項目に設定します。
自動計算式の指定
自動計算式は、Excelでいう「関数」のようなものです。
「担当者」と「訪問履歴」の間に項目の挿入を行い、図3に示す「訪問回数」項目を設定します。
(項目の挿入は、「訪問履歴」にチェックを入れた状態でギアアイコンの「新規」をクリックします。)
項目名 項目ID 型
訪問回数 visitcount 数値
「詳細」タブ内の自動計算に以下の式をセットします。
COUNT(${visit})
ワンポイント
式の計算対象となるモデル項目は ${ と } で囲みます。
「COUNT()」は Wagby EEの関数で、()内で指定したモデル項目の総数をカウントします。
なお、式にエラーがあった場合は図5のように警告が表示されます。
これは閉じ括弧が不足していた場合のエラーです。
初期値の指定
TODAY()
入力項目の種類の指定
これにより、改行を含む複数行の入力が可能になります。
「入力制御」タブの「入力項目の種類」を「テキストエリア」に設定します。
ここで行数と1行あたりの文字数を指定できます。
ビルドと実行
動作確認が完了したら、最後にデータをバックアップします。
ビルドとアプリケーションの起動
ビルドとログオンの方法についてはビルド~アプリケーションの起動を参照してください。
復元方法についてはビルドとデータの復元を参照してください。
(1) 必須項目の確認
この項目を未入力のまま他のエリアへの入力を行おうとすると、エラーメッセージが表示されます。
(2) 計算式の確認
訪問回数がセットされていることが確認できます。
(3) 日付項目の初期値確認
日付項目に、初期値として本日の日付がセットされていることがわかります。
(4) テキストエリアの確認
入力欄を見ると、内容項目にテキストエリアが適用されたことがわかります。
WagbyDesignerのその他の機能
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