Web API を利用する (HTTP GET)
最終更新日: 2022年8月15日
ここではジオテクノロジーズ社が提供している「住所確認API」を使って、HTTP通信を行う例を説明します。
住所確認APIを使うために無料トライアルアカウントを作成し、APIキーを入手します。
APIキーが未入力または誤っている場合、住所確認APIの動作を確認することはできません。
アドオンギャラリー「住所正規化デモ」をインストールしてください。
ビルドすると「会社」というモデルが用意されます。新規登録画面を開きます。
入手したAPIキーと、任意の住所文字列を入力します。
入力するとAPIを呼び出し、住所の正規化結果が表示されます。
この例では「隠し正規化結果JSON」という項目に、WebAPIの呼び出し結果の文字列を格納するスクリプトを用意しています。
WebAPIを呼び出すには、外部連携ブロック群にあるAPI呼び出しブロックを使います。
ジオテクノロジーズ社の住所確認API v1 の仕様は次のようになっています。
ここで "住所文字列" は URL エンコードされた文字列である必要があるため、文字列関数 URLENCODE を使います。
さらに、この API は認証キーが必要です。(多くの WebAPI は、このようにキーが必要です。)
「リクエストヘッダ」部に、それぞれの WebAPI の仕様にあわせた文字列をセットします。今回の場合は次のようになっています。
そのWebAPIが提供している「問い合わせのためのURLの書式」にあわせて文字列を組み立てください。多くの場合、認証のためのキーをリクエストヘッダに指定します。
WebAPIの戻り値は、JSON形式の文字列になっています。この文字列から任意の値を取得するためにJSON文字列解析ブロックを使います。
戻り値のJSON文字列が、どういう構造になっているか、はそれぞれのWebAPIが規定しています。"JSON Path" という書式によって、任意の値を取得できます。
今回利用した、住所確認APIのJSON文字列は、次の書式で取得できます。
そのWebAPIが提供している「戻り値のJSON文字列の構造」にあわせて、JSON Path を指定してください。
住所確認APIを試す
APIキーが必要です
デモアプリケーション
WebAPIの呼び出し
https://api-anorm.mapfan.com/v1/住所文字列.json
"x-api-key" : "(YOUR API KEY)"
その他のWebAPIを利用する場合
JSONの解析
正規化された文字列
features[0].properties.place_name
都道府県
features[0].properties.pref
都道府県カナ
features[0].properties.pref_kana
市区町村
features[0].properties.city
市区町村カナ
features[0].properties.city_kana
町域
features[0].properties.area
町域カナ
features[0].properties.area_kana
小字丁目
features[0].properties.koaza_chome
小字丁目カナ
features[0].properties.koaza_chome_kana
番地号
features[0].properties.banchi_go
ビル名
features[0].properties.building
階数
features[0].properties.building_number
郵便番号
features[0].properties.zipcode
マッチレベル
features[0].properties.geocoding_level
マッチレベル説明
features[0].properties.geocoding_level_desc
ログ
features[0].properties.log
正規化できなかった文字列
features[0].properties.not_normalized
その他のWebAPIを利用する場合