変更のあった自動生成ファイルを検出する

最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9

srcgen.csvファイル

Wagbyによる自動生成では、wagbydesigner/webapps/wagbydesigner/WEB-INF/env/work/srcgen フォルダに srcgen.csv ファイルが常に更新されます。内容は次のようになっています。

フルビルド時

insert,\bin\check_db.bat,1416267009191,1111877571
insert,\bin\check_db.sh,1416267009191,324062158
..

差分ビルド時

keep,\bin\check_db.bat,1416271229589,1111877571
keep,\bin\check_db.sh,1416271229589,324062158
...
update,\jp\jasminesoft\wagby\app\CacheManager.java,1416271937163,-1595999180
...
insert,\jp\jasminesoft\wagby\app\staff\StaffDao.java,1416271945109,2117159542
...

生成された各行の先頭に "keep" "update" "insert" "delete" というキーワードが付与されています。 それぞれの意味は次のとおりです。

キーワード 内容
keep 今回のビルドで、変更がなかったファイルです。
update 変更されたファイルです。
insert 新規に追加されたファイルです。
delete 削除されたファイルです。

このキーワードを確認することで、どのファイルが変更されたかがわかります。

検索コマンドの利用

grepコマンド

UNIX系OS利用者は grep コマンドを使うことができます。
以下の例は keep 以外の(すなわち変更があった)ファイル一覧を知るための操作です。

grep -v "^keep" srcgen.csv
行の先頭がkeep以外、という指定です。

FINDSTRコマンド

Windows OS には grep コマンドの代わりに FINDSTR コマンドを使うことができます。コンソールから操作してください。

FINDSTR /V "^keep" srcgen.csv