R8.1.2

最終更新日: 2020年3月14日

機能

No 分類 内容 変更箇所
ENH0761401 改善 「他項目の値で選択肢を絞り込む」で絞り込み元の値を変えたとき、選択されていた値をクリアする設定を追加する。 [G] ヘルパクラス
ENH0995515 改善 一覧表示画面からサブウィンドウ(詳細画面)を開く機能で、このサブウィンドウ操作はパンくずに加えないようにする。 [FW] BaseController
ENH1048901 改善 一括処理が設定されている場合、処理対象のデータがチェックボックスで選択されるまで、一括処理のボタンを押下できないようにする。 [G] JavaScript
ENH1060101 改善 一覧表示画面の一括処理に、独自ボタンを配置できるようにする。独自ボタンの選択肢に "一覧表示画面(一括)" を用意する。スクリプトも利用できる。 [G] showListXX_body.jsp
ENH1060201 改善 和暦が1桁の場合の年度に0を埋めるフォーマット wa{kanji02},wa{kanji01},wa{alphabet0} を用意する。 [FW] TranslateJpEra
ENH1060601 改善 プレファレンスから言語情報を変更できるようにする。 [FW] UserPreferenceController
ENH1061501 改善 R8.1.1で用意したグループ階層図の表示数の上限を変更できるようにする。また標準の表示上限が 10 個だったため、これを 200 個とする。 [G] showListJfcgroupnode_javascript.jsp
ENH1062901 改善 検索画面と更新画面で入力フィールド長をそれぞれ指定できるようにする。 [G] conditionXX.jsp
ENH1063401 改善 ワークフローのスクリプトで、特定の権限を保有するユーザーを取得できる方法を提供する。 [FW] WorkFlowManager
ENH1062601 改善 詳細表示画面で画像ファイルをクリックするとモーダルウィンドウで表示されるようにする。 [FW] dojox/image/LightboxNano
ENH1062401 改善 ヘルパの p2s,s2p メソッドのタイミングで呼ばれるスクリプトを実行するポイントを用意する。 [G] XXPHelper_p2s.js,XXPHelper_s2p.js
ENH1063701 改善 アップロード更新で、データを1件読み込んだあとにスクリプトを実行するポイントを用意する。 [G] UploadUpdateXX_AfterRead.js
ENH1059401 改善 データ所有者の必須チェックを無効化する設定を用意する。データをグループの持ち物とする設定を利用時、更新時にデータ所有者が空欄であるため必須チェックにかかることを避けるため。 [G] モデルクラス
ENH1063201 改善 InitLoaderで、isAutoSequence_XX メソッドが存在しない場合は2回目以降の呼び出しを抑制するようにする。 [FW] XML2DBLoader
ENH1065101 改善 チェックボックス(サブウィンドウ)機能でメインウィンドウの入力値をサブウィンドウの検索値として受け渡すことができるようにする。 [FW] common.js
[G] JSP
ENH1060302 改善 オリジナルボタンにパラメータとして JFCPankuzuControl=false を付与すると、そのボタン操作はパンくずに記録されない。 [FW] BaseController
ENH1064801 改善 PCで申請したワークフローを、スマートフォンで承認・決裁できるようにする。 [FW] jfcworkstate
ENH1066801 改善 入力チェック > 禁止文字の指定で、コンマ (",") 文字を利用できるようにする。コンマの前にエスケープ文字を設定する。 [G] XXPInputCheckHelper
ENH1064401 改善 更新画面、一覧更新画面からパンくずで画面遷移したとき、ロックを解除する。 [G] ProcessBean
ENH1066501 改善 開発者がスクリプトで明示的ロックを行ったとき、アップロード更新処理の最後にこれを解除するようにする。これまでは開発者がロック解除を忘れた場合はロックが維持されていた。これを改善する。 [G] UploadUpdateXXProcessBeanRunnable
ENH1065401 改善 登録、更新、一覧更新画面について、コントローラのスクリプトに「データベースコミット前」を用意する。ここで例外を投げると処理がロールバックされるようになる。(SPC1041601の仕様変更に関連する) [FW] トランザクション境界関連
ENH1067201 改善 モバイル端末(iPad含む)でPC用画面でログオンしたときのために HTML に viewport 設定を含める。例えば一覧表示項目が多い画面などで、適切な横スクロールバーを表示できるようになる。 [FW] tiles2-base_classic2.jsp
ENH1068201 改善 MySQL 8, MariaDB をデータベースの選択肢に加える。 [FW] database.txt
REG1011704 デグレード SUMやCOUNT関数の条件部に、モデル参照型を二つ以上記述するとビルドエラーになるパターン。R8.0.2の対応とは異なるパターンがあった。 [G] ヘルパクラスcalcメソッド
REG1052707 デグレード R8.1.1で対応したメールテンプレートと帳票テンプレートは権限にかかわらず閲覧できるようにした影響で、グラフ設定に関する操作で権限エラーが発生する場合が生じた。 [G] XXProcessBean
REG1053206 デグレード ボタン表示条件の式を設定するとビルドエラーになるパターン。R8.1.1で対応した、式に検索条件 (cond) を記述できる範囲を、getButtonControl_showListXX メソッドに限定するようにする。 [G] XXLpButtonControlHelper
REG1053609 デグレード 選択肢モデルを参照したモデルでビルドエラーになるパターン。R8.1.1で対応した多言語対応(ENH10536)の影響。 [G] XXPHelper
REG1054202 デグレード モデル参照チェックボックス型の検索画面に関数 ARRAY_INT を使った初期値を指定しても無視される。R8.1.1で対応したFIX1054201 "検索画面の場合チェックボックスを使う、という設定では、初期値にALLを指定してもチェックボックスにチェックが入らない" の影響。 [G] ヘルパクラスinitializeメソッド
REG1061901 デグレード ポータルとポートレットのタイトルに国際化のための特殊表記文字がそのまま表示されてしまう。R8.1.1で対応した多言語対応(ENH10536)の影響。 [FW] common.js
jshPortal.js
REG1067501 デグレード パスワードリマインダ画面が表示されない。R8.0.2で対応したFIX10140「モバイル用のログオン画面が表示されない。」の影響。 [FW] logon.jsp
FIX1059001 不具合 外部リンクのメニューに改行を含めるとbrタグが表示される。 [G] menu.xml
FIX0731306 不具合 HTML簡易印刷機能で、繰り返しコンテナと子モデルの両方を含む詳細画面のレイアウトが崩れる。R8.1.2(patch)で対応する。 [G] printScreenXX_body.jsp
FIX1049118 不具合 R8.1.1で用意された参照連動項目の上書きオプション設定で、連動元項目(計算式)が数値型の場合、ビルドエラーになるパターン。 [G] ヘルパクラス
FIX1056101 不具合 スマートフォンでウィザードを指定すると画面描画が行われない。 [G] スマートフォン用JSP
FIX1056501 不具合 休日データのアップロード更新を行うと、実行時エラーが発生する。 [FW] MyUpdateJholidayProcessBean
FIX1059201 不具合 クラスタリング設定利用時に、ログオンユーザー一覧情報が共有されない。 [G] applicationContext.xml
FIX1059901 不具合 範囲検索条件入力欄のレイアウト設定で左寄せを選択した場合に、入力欄が段落ちして表示される。 [G] conditionXX.jsp
FIX1060901 不具合 モデル参照(リストボックス)にユーザ定義入力チェックを指定したとき、選択肢が "未選択" のみの場合に背景が赤くならない。 [G] ヘルパクラス
FIX1061101 不具合 チェックボックスの選択方法に検索画面を指定した項目の、参照先モデルの主キーが他モデル参照の場合にビルドエラー。 [G] ヘルパクラス
FIX1061301 不具合 クラシックカレンダビューの検索項目に他モデル参照検索画面がある場合にクリアボタンを押下しても値がクリアされない。 [FW] calendarview_includecontent.tag
FIX1061401 不具合 階層メニューのラベルに改行を含めることができない。 [G] menu.xml
FIX1062001 不具合 詳細画面を用意していないモデルで一覧表示をヘッダ行・列固定にすると、右側のテーブルが段落ちして表示される。 [G] showListXX_body.jsp
FIX1064201 不具合 一覧表示をヘッダ行・列を固定とし、かつアクションボタンの表示位置を下にすると、右側のテーブルが段落ちして表示される。 [G] showListXX_body.jsp
FIX1062201 不具合 Redisを用いたマルチセッション利用時、システムログ閲覧画面を操作するとログにエラーが表示される。 [FW] Systemlog
SystemlogCondition
FIX1062301 不具合 ヘッダ行・列固定の一覧表示に集計欄が表示されている場合に、左側のテーブルに縦スクロールバーが表示される。 [FW] common.js
FIX1062501 不具合 スクリプトファイルを更新すると関数 preprocess が呼ばれなくなる。 [FW] ScriptCodeRunner
FIX1061801 不具合 メニュー画面内の管理処理タブのグラフ設定が常に表示されてしまう。 [G] コントローラクラス getPermission メソッド
FIX1063001 不具合 一般ユーザ権限がない場合、メッセージジョブを使ったダウンロード、アップロード更新処理でジョブ状態を取得することができない。 [G] コントローラクラス getPermission メソッド
FIX1063501 不具合 検索条件項目を一つも用意しないモデルに対して「ダウンロード画面」を作成すると「ダウンロードボタン」が表示されない。 [G] downloadXXCp.jsp
FIX1063801 不具合 入力欄の前/後に表示する文字列が、日付型リストボックス入力で動作しない。 [G] insert/update jsp
FIX1064301 不具合 複合主キーモデルを参照するラジオボタンがAjaxで再作成される場合に正常に表示されない。 [FW] __javascript_setResponseXMLContent_radio.html
FIX1064601 不具合 メール送信で、メール本文が空の場合に実行時エラーが発生する。 [FW] MailMessageManager
FIX1064701 不具合 ワークフロー運用開始後、モデルIDを変更してビルドし、旧データ(jfcworkstate)を読み込むと開始フロー検索、保留フロー検索実行時にエラーとなる。存在しないモデルIDの考慮漏れ。 [FW] WorkFlowManager
FIX1064901 不具合 ワークフローの申請状況コメント入力欄の横幅が長いため、スマートフォンで却下ボタンが表示されない。 [G] スマートフォン用JSP
FIX1065001 不具合 Chrome バージョン 70 を利用すると、登録・更新画面を開いたときに入力欄の最後にフォーカスがセットされることがある。この修正を行う。 [G] JSP
FIX1065301 不具合 システム内で利用しているファイル fileNotFound.html を fileNotFound.jsp に改名する。コンテンツに jsp タグが含まれているため。 [FW] fileNotFount.jsp
FIX1065901 不具合 値変更時に画面を再描画する設定を有効にしたとき、再描画されたとき入力不可となっている値が保持されないことがある。 [G] JSP
FIX1066301 不具合 親子同時更新を有効にし、かつ親モデルのウィザードを同時に設定すると、親モデルの値が正しく保存されないことがある。 [G] XXControler
FIX1066401 不具合 全文検索が指定されたモデルをアップロード更新したときに例外が発生する。 [FW] EmptyHttpServletRequest
FIX1066601 不具合 ワークフローを設定したモデルにおいて、申請フロー選択項目が登録画面の先頭に表示されず、画面途中に表示されるパターン。 [G] insert/copy jsp
FIX1066701 不具合 親モデルに自己参照項目を含む場合、子モデル検索画面での一覧表示で、親の項目の参照連動が行われない。 [G] ヘルパクラス
FIX1067801 不具合 一覧表示グリッドで隠し項目にした検索項目の検索画面表示時の初期値で検索が行なわれない。 [FW] Grid.js
FIX1067901 不具合 一覧表示グリッドのテキストエリア項目で改行コードを設定しても改行されない。 [G] showListXX.js
SPC1060301 仕様変更 一覧表示画面に用意された「ダウンロード」ボタン押下は、パンくずに記録が残らないようにする。 [G] JavaScript
SPC1041601 仕様変更 トランザクション境界の変更。新規登録・コピー登録画面、更新画面、一覧更新画面はこれまでEntityServiceがトランザクション境界だったが、これがコントローラクラスのdoInTransactionメソッドになった。(削除、アップロード更新画面は従来通りEntityServiceがトランザクション境界である。)この仕様変更により、一覧更新画面や親子同時更新の保存時に(一意制約等のデータベースエラーとなった場合)処理がロールバックされ、編集画面に戻るようになる。また、コントローラの一覧更新のスクリプト「データベースコミット前」で例外を発生させると更新処理全体がロールバックされ、編集画面に戻るようになる。これまではいずれもロールバックの対象ではなかった。 [FW] トランザクション境界関連
FW : フレームワーク、G : 自動生成されるコード

Wagby Designer

No 分類 内容
ENH1063301 改善 モデル一覧表示で、ビルド対象をいっせいに選択/解除できるようにする。
ENH1060001 改善 スマートフォンモデルで他モデル参照検索画面を設定したとき、参照先モデルのREST APIを自動的に有効にする。
FIX1061701 改善 文字列型ではない項目の絞り込みで、条件に「部分一致」を指定したときはエラーチェックを行うようにする。
ENH1059301 改善 グループ権限利用時にデータの所属グループをグループ階層図から選択できる設定で必要なスクリプトをDesignerから作成できるようにする。
FIX1060801 不具合 項目ルールが、最後に表示されたデータのままになっている。(変更しても表示が変わらない)
FIX1062101 不具合 リポジトリをリストアした直後にメニュー画面でタブを追加してもメニュー設定がリポジトリに反映されない。
FIX1066201 不具合 カレンダビューの項目の設定内容が反映されないことがある。
FIX1066901 不具合 項目ルールで初期値の自動計算の設定を行なうことができない。R8.2.0で対応する。
FIX1068101 不具合 Chrome バージョン 70 を利用したとき、レイアウト設定画面で項目が逆順に表示される。
SPC1061601 仕様変更 HTTPセッションの格納方式が空白の時、Spring Session HashMap ではなく Http Session 扱いとする。マルチセッションを利用する場合、開発者が手動で本設定を変える必要がある。
LIB1064001 ライブラリ 同梱する Spring のライブラリを 4.3.14 から 4.3.19 へアップデートする。

国際化

No 内容
FIX1067001 サブウィンドウ検索画面が国際化に対応していない。
FIX1067301 検索条件を折りたたむ設定を行なったときに表示されるタイトルペインのラベルが国際化されていない。
ENH1055601 プリンシパルの内容部に、多言語の情報を格納できる特別表記を用意する。

リポジトリ

No 内容
ENH1064801 ワークフローの状態を保存するモデル jfcworkstate のテーブル定義が変更された。項目 "mainModelname" が追加される。旧データインポートではこの項目は空(null)が設定される。

移行ツール

No 分類 内容
FIX1059801 不具合 移行ツールで R6 から R8 へ変換時、実行時エラーが発生するパターンがある。

同梱するライブラリ

No 内容
LIB1061001 Tomcat を 8.5.32 から 8.5.34 にバージョンアップする。脆弱性 CVE-2018-11784 に対応している。
LIB1044503 Font Awesome を 5.3.1 から 5.4.1 にバージョンアップする。
LIB0786232 平成30年10月31日更新分の郵便番号データ(アイビス版)を含める。

ワークフロー

No 内容
FIX1058901 差し戻しを連続して複数回行なったワークフローで、差し戻し先がずれる場合がある。

ワークフローのパッチファイル (2018.10.2公開)

修正したワークフローのパッチファイル j_workflow.jar を個別に用意しました。R8.0.0 から R8.1.1 までのバージョンでご利用いただけます。

WagbyPatch_workflow_20181002.zip

適用方法

パッチファイルをダウンロード後、展開すると wagbydesigner フォルダが用意されます。R8 の wagbydesigner に「上書き(コピー)」を行なってください。j_workflow.jar というファイルが上書き更新されます。

ビルドを行わなくても、wagbyapp フォルダ内の WEB-INF/lib にある j_workflow.jar を差し替え、Wagby アプリケーションを再起動することでも本パッチを適用できます。