Java のインストール

最終更新日: 2021年10月18日

JDKの入手

Wagby を利用するためには Java プラットフォーム (JDK:Java Development Kit) が必要です。代表的な Java プラットフォームは次のとおりです。

提供ベンダ Java8のサポート終了 特徴
Adoptium
(旧AdoptOpenJDK)
2026年5月 無償利用可能
※2021年7月に製品名がAdoptOpenJDKからAdoptiumへ変更されました。
Zulu 2026年3月 Microsoft Azure で運用する場合に推奨。
Amazon Corretto 2023年6月 AWS で運用する場合に推奨。
Oracle Java 無償版:終了(2019年1月)
有償版:2025年3月
Java開発元による有償サポートサービスを提供している。
Open JDK (サポート終了) 半年ごとに最新のJavaを提供する。無償で利用できる。サポート期間は半年であるため、利用する場合は半年ごとに Java のアップデートが必要。なお R7/R8 系は Java 14 まで。Java 15 以降は R9 で対応。

R7/R8 系は Java 8 または 11 がサポート対象です。R9 は「Java 8」「その時点の Java LTS版」「その時点のJava最新バージョン」がサポート対象です。詳細は 環境 > Javaについて をお読みください。

ここでは OpenJDK を除いた、ベンダーが提供する Java のダウンロードとインストール、設定方法を説明します。

提供ベンダーによって許諾条件(ライセンス)がそれぞれ異なりますので、ご確認の上、ご利用ください。

Adoptium(旧AdoptOpenJDK)

ダウンロード

Adoptium をダウンロードして利用する例を示します。
(Java 8 ではなく Java 11 を使う場合は、以下に示すバージョン番号を適切に読み替えてご利用ください。)

  1. Webブラウザでhttps://adoptium.net/にアクセスします。
    Adoptiumダウンロード画面(1)(画像は2021年10月時点のもの)
  2. 画面を下にスクロールすると、ダウンロードボタンがあります。
    Java 8をご利用の場合は「Temurin 8 (LTS)」を、Java 11をご利用の場合は「Temurin 11 (LTS)」を選択します。
    選択したら「Latest release」ボタンをクリックします。
    Adoptiumダウンロード画面(2)
  3. 図のようなファイルがダウンロードされます。
    インストールファイルが保存された

インストール

Windows のインストーラ形式でダウンロードされます。バージョン番号は適当に読み替えてください。

注意

Windows OS に Java をインストールする場合、システム管理者権限をもったユーザーでログインを行ってください。
(システム管理者権限の詳細については、Windows OS のマニュアルを参考にしてください。)

OSの設定によっては「セキュリティの警告」ダイアログが表示されることがあります。そのまま「実行」ボタンを押して進んでください。
インストーラ
  1. ファイルをダブルクリックして実行します。"次へ" ボタンをクリックして画面を進めます。
    Adoptiumインストール(1)
  2. インストールされるファイルは C:\Program Files\Eclipse Foundation\jdk-8.0.302.8-hotspot\ フォルダに格納されます。
    ”次へ” ボタンをクリックします。
    Adoptiumインストール(2)
  3. "インストール"ボタンをクリックします。
    Adoptiumインストール(3)
  4. インストールが完了すると図8の画面が表示されます。続いて、環境変数の設定に進みます。
    Adoptiumインストール(4)

Zulu

ダウンロード

Zulu Java 8 をダウンロードして利用する例を示します。(Java 11をダウンロードすることもできます。)

Web ブラウザでhttps://jp.azul.com/downloads/zulu/にアクセスします。

Zuluダウンロード画面(1)(画像は2019年5月時点のもの)

ここでは Java のバージョンを "8" とし、"Zulu for Windows" を選択した例を説明します。

Zuluダウンロード画面(2)

図11の画面にスクロールします。"サーバ" を選択します。

Zuluダウンロード画面(3)

インストール

ダウンロードした zip ファイルを C ドライブの Program Files に展開します。ここでは展開先のフォルダ名を zulu-jdk8 と変更した例を示します。

ZuluのzipアーカイブをProgramFilesに展開し、フォルダ名を変更する

注意

Windows OS に Java をインストールする場合、システム管理者権限をもったユーザーでログインを行ってください。 (システム管理者権限の詳細については、Windows OS のマニュアルを参考にしてください。)

Amazon Corretto

ダウンロード

Java 8 をダウンロードして利用する例を示します。(Java 8 ではなく Java 11 を使う場合は、以下に示す URL を適切に変更してご利用ください。)

Web ブラウザでhttps://docs.aws.amazon.com/ja_jp/corretto/latest/corretto-8-ug/downloads-list.htmlにアクセスします。

AmazonCorrettoダウンロード(1)(画像は2019年5月時点のもの)

Windows x64 の、"JDK" を選択します。

重要

重要 : Wagbyを利用するためには開発用のJavaである "JDK" (Java Development Kit) が必要です。"JRE" 版の Java では開発できませんので、ご注意ください。

AmazonCorrettoダウンロード(2)

インストール

ダウンロードしたインストーラ形式ファイルを実行します。"Next" ボタンで進みます。

注意

Windows OS に Java をインストールする場合、システム管理者権限をもったユーザーでログインを行ってください。 (システム管理者権限の詳細については、Windows OS のマニュアルを参考にしてください。)

OSの設定によっては「セキュリティの警告」ダイアログが表示されることがあります。そのまま「実行」ボタンを押して進んでください。
AmazonCorrettoインストール(1)

インストールされるファイルは C ドライブの Program Files/Amazon Corretto フォルダに格納されます。このまま "Next" ボタンで進みます。

AmazonCorrettoインストール(2)

準備完了ですので "Install" ボタンを押下します。

AmazonCorrettoインストール(3)

インストールが完了すると図18の画面となります。環境変数の設定に進みます。

AmazonCorrettoインストール(4)

Oracle Java

ダウンロード

Oracle Java 8 をダウンロードして利用する例を示します。(Java 8 ではなく Java 11 を使う場合は、以下に示すバージョン番号を適切に読み替えてご利用ください。)

Web ブラウザでhttps://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.htmlにアクセスします。

図19の画面で「JDK DOWNLOAD」アイコンを押下します。

重要

重要 : Wagbyを利用するためには開発用のJavaである "JDK" (Java Development Kit) が必要です。"JRE" 版の Java では開発できませんので、ご注意ください。

JavaSEダウンロードサイト(画像は2019年4月時点のもの)

図20の画面において "Oracle Binary Code License Agreement for Java SE" というライセンス条項について同意をとるための選択肢が用意されています。"Accept License Agreement" の選択肢(ラジオボタン)をクリックすることでダウンロードできるようになります。

AcceptLicenseAgreement未選択の状態

ライセンス条項に同意すると、メッセージ "you may now download this software." が表示され、ダウンロードできるようになります。

Javaダウンロードのリンク

JDK (Java Development Kit; Java開発環境) をダウンロードできます。
Windows OS は 64 bit 版をご利用ください。そのため「Windows x64」をダウンロードしてください。

メモ

Java は 64 bit 版を利用してください。32 bit 版はご利用いただくことができません。

ワンポイント

ダウンロードするファイル名は、jdk-8uXX の "XX" が最新の数字になっています。以降は、数字部分を読み替えてください。

インストール

ダウンロードしたプログラムのアイコンをダブルクリックして実行します。 図22に示すようなインストールウィザードが開始されます。

インストールプログラムを実行する

注意

Windows OS に Java をインストールする場合、システム管理者権限をもったユーザーでログインを行ってください。 (システム管理者権限の詳細については、Windows OS のマニュアルを参考にしてください。)

OSの設定によっては「セキュリティの警告」ダイアログが表示されることがあります。そのまま"実行"ボタンを押して進んでください。

インストール先のフォルダや、インストールするファイルの選択を行う画面が表示されます。ここでは、標準設定のままとします。"次へ" ボタンを押します。

標準設定のまま進める

インストールが行われます。続いて、JRE (Java Runtime Environment; Java実行環境) のインストールに移ります。"次へ" ボタンを押下します。

JREのインストールを開始する

インストールが完了しました。"閉じる" ボタンで終了します。

インストール完了

環境変数の設定

インストール完了後、JDKを使用するために2つの環境変数を設定します。

  • JAVA_HOME変数
  • Path変数

重要

これからの作業は、誤って別の変数を変更したり、値を消去した場合などは他のアプリケーションの動作に影響が及ぶ場合があります。慎重に行ってください。

  1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」-「システム」を選択します。
    「システムのプロパティ」の画面で「システムの詳細設定」を選択し、「詳細設定」タブ内の「環境変数」ボタンをクリックします。
    システムの詳細設定
  2. 「環境変数」の画面で「ユーザー環境変数」に「JAVA_HOME」という項目を作成します。
    「新規」ボタンをクリックします。
    すでに環境変数 JAVA_HOME が用意されていた場合、JAVA_HOMEを選択して「編集」ボタンをクリックしてください。
    ユーザー環境変数の新規追加
  3. 変数名を「JAVA_HOME」とします。
    JAVA と HOME の間にはアンダースコア "_" が必要です。また、必ず半角アルファベットの大文字としてください。
    ※変数値には、JDK がインストールされた先のフォルダ名が入ります。バージョン番号は適切に読み替えてください。
    システム環境変数にも JAVA_HOME が設定されていた場合、同様に修正します。
    ユーザー環境変数JAVA_HOMEの設定

    Adoptium(旧AdoptOpenJDK)

    C:\Program Files\Eclipse Foundation\jdk-8.0.302.8-hotspot

    Zulu

    C:\Program Files\Amazon Corretto\zulu-jdk8

    Amazon Corretto

    C:\Program Files\Amazon Corretto\jdk1.8.0_212

    Oracle Java

    C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_201
  4. 続いて「システム環境変数」から「Path」を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
    システム環境変数「Path」の編集(1)
  5. 「新規」をクリックして次のパスを追加します。(下図はAdoptiumの場合です)
    システム環境変数「Path」の編集(2)

    Adoptium(旧AdoptOpenJDK)

    C:\Program Files\Eclipse Foundation\jdk-8.0.302.8-hotspot\bin

    Zulu

    C:\Program Files\Amazon Corretto\zulu-jdk8\bin

    Amazon Corretto

    C:\Program Files\Amazon Corretto\jdk1.8.0_212\bin

    Oracle Java

    C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_201\bin
  6. 以上の設定が完了したら「OK」ボタンを押下して、環境変数の設定に関するウィンドウをすべて閉じます。

動作の確認

javaコマンドの動作確認

  1. Java の設定が正しく完了したかどうかのテストを行うために、コマンドプロンプトを起動します。
    スタートメニューの「ここに入力して検索」エリアで"cmd"と入力すると表示されます。
    コマンドプロンプトを開く
  2. 下図のようなコンソール画面が開きます。
    コンソール画面
  3. コマンドプロンプト上でjavaコマンドの動作を確認します。次のように入力し、エンターキーを押します。
    "%JAVA_HOME%"\bin\java -version

    結果がインストールした Java のバージョンと相違ないことを確認します。(バージョン番号は適切に読み替えてください。)

    Adoptium(旧AdoptOpenJDK)

    java-versionの実行(Adoptium)
    openjdk version "1.8.0_302"
            OpenJDK Runtime Environment (Temurin)(build 1.8.0_302-b08)
            OpenJDK 64-Bit Server VM (Temurin)(build 25.302-b08, mixed mode)
          

    Zulu

    java-versionの実行(Zulu)
    openjdk version "1.8.0_202"
          OpenJDK Runtime Environment (Zulu 8.36.0.1-CA-win64) (build 1.8.0_202-b05)
          OpenJDK 64-Bit Server VM (Zulu 8.36.0.1-CA-win64) (build 25.202-b05, mixed mode)
          

    Amazon Corretto

    java-versionの実行(AmazonCorretto)
    openjdk version "1.8.0_212"
          OpenJDK Runtime Environment Corretto-8.212.04.2 (build 1.8.0_212-b04)
          OpenJDK 64-Bit Server VM Corretto-8.212.04.2 (build 25.212-b04, mixed mode)
          

    Oracle Java

    java-versionの実行(OracleJava8)
    java version "1.8.0_201"
          Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_201-b12)
          Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.11-b03, mixed mode)
          

javacコマンドの動作確認

  1. 続いて、javac コマンドの動作を確認します。コマンドプロンプトで次のように入力し、エンターキーを押します。
    "%JAVA_HOME%"\bin\javac -version
  2. こちらもバージョンが正しいことを確認します。(バージョン番号は適切に読み替えてください。)
    javac 1.8.0_302
    javac-versionの実行

    ワンポイント

    エラーメッセージが表示された場合、環境変数 Path および JAVA_HOME の指定に誤りがあります。ほとんどの場合、スペルミスが原因です。
    環境変数を変更した場合は、いったん同コンソール画面を閉じ、再び環境変数の設定 の手順に従ってテストを行ってください。

    テスト終了後は、同コンソール画面を閉じてください。

トラブルシューティング

java -versionコマンドが動作しない

環境変数 JAVA_HOME, Path のスペルミスがないかどうかをご確認ください。