
Wagbyの動作環境は開発環境・本番環境・利用者環境の3つに分けられます。
開発環境
メモリ8GB以上のマシンをご利用ください。
(1) 開発用PCのOS
プラットフォーム | OSバージョン | |
---|---|---|
Windows | 64bit ※3 | Windows 11 |
Windows 10 | ||
Windows 8.1 (2023年1月10日まで) | ||
Windows Server 2022 (64bit Java) ※4 | ||
Windows Server 2019 (64bit Java) ※4 | ||
Windows Server 2016 (64bit Java) ※4 | ||
Windows Server 2012/2012 R2 (64bit Java) (2023年10月まで)※4 | ||
Mac | 64bit ※3 | Mac OS X |
Linux | 64bit ※3 | RedHat Enterprise Linux, Cent OS など |
サポートポリシーの詳細はメーカーにお問い合わせください。
※3 64bit版のみ。利用するOSに対応したJavaを選択してください。(例えばWindows11でJava8を利用する場合、1.8.0_311以上が対応しています。詳細...)
※4 Windows Server は別途、CAL が必要になります。詳細は Wagby パートナーへご相談ください。
(2) Webブラウザ
Wagbyでの開発は、「Wagby Designer」というブラウザベースのアプリケーションを使って行います。
実行ブラウザはGoogle Chromeをご用意ください。(Google Chrome以外のブラウザはサポート対象外です)
(3) 実行環境 (Java)
Wagby Designerの実行にはJavaが必要です。
Java のバージョンは8または11とし、本番運用サーバのバージョンと合わせてください。※5
新しい方のバージョン(この場合Java 11)に合わせてください。
本番運用サーバ
オンプレミス(自社サーバ上)環境はもちろん、クラウド環境でも運用可能です。
対応するクラウド環境の詳細は、Wagby パートナーへお問い合わせください。
(1) サーバOS
プラットフォーム | OSバージョン |
---|---|
Windows Server | Windows Server 2022 (64bit Java) |
Windows Server 2019 (64bit Java) | |
Windows Server 2016 (64bit Java) | |
Windows Server 2012/2012 R2 (64bit Java) (2023年10月まで) | |
Linux | RedHat Enterprise Linux, Cent OS など |
(2) データベース
利用できるデータベースは次の通りです。
データベース名 | バージョン |
---|---|
Oracle | 9i 以上 |
SQLServer | 2005 以上 |
PostgreSQL | 8 以上 |
MySQL | 4 以上 |
上記以外でも、JDBC4規格に準拠したデータベースであれば利用できるものがあります。詳細は、Wagby販売パートナーにお問い合わせください。
またご利用のデータベースによっては、利用できるJavaのバージョンが定まる場合もあります。詳細は「Javaについて」をご覧ください。
なお、開発時にはWagby Designerに付属している内蔵データベースを用いて開発を進めることができます。※6
実行環境(Java)
Wagbyで開発したアプリケーションを実行するためには64bit版のJavaが必要です。※7 ※8
例えば、Oracle Java 8 が稼働する環境の詳細はOracle 社が提供するページ「Oracle JDK 8およびJRE 8認定システムの構成」に記載されています。
※8 OpenJDK および各メーカーが提供する Java プラットフォームもご利用いただけます。
その他の情報
-
1ライセンスで利用できる(インストールできる)本番運用サーバは1台です。
仮想 OS 上でご利用の場合は、仮想 OS が 1 サーバとなります。 - メモリの搭載容量が大きいほど、開発・運用できる Web アプリケーションの規模を高めることができます。
- 必要なハードウェア性能は認証接続ライセンス数や、格納データの容量によって異なります。ある程度、余裕をもってご用意いただくことを推奨します。
- バックアップ装置にはテープドライブやCD/DVD、その他ディスクドライブなど、さまざまな選択肢があります。詳細はハードウェアベンダへご相談ください。
利用者端末
LANまたはインターネットに接続されている必要があります。
PCまたはiOS/Androidスマートフォン・タブレットに対応しています。クライアント環境のOSは問いません。
また、特別なソフトウェアは必要ありません。
Webブラウザ
Wagbyで開発したアプリケーションの対応ブラウザは以下の通りです。
- Google Chrome
- Microsoft Edge (Chromium ベース)
- Mozilla Firefox
- Apple Safari
Microsoft Internet Explorer 11(2022年6月にMS公式サポート終了) [IPA「情報セキュリティ」へのリンク]
WagbyがサポートするJava
Wagby は Java 8 または 11 で動作します。R9.2 では Java 11 以降に対応しています。※9
- Adoptium 無償
- Zulu 無償
- Amazon Corretto 無償
- Oracle Java
- OpenJDK 無償(半年ごとのバージョンアップが必要)
詳細
2017年9月より、Javaは新しいリリースモデルに沿ってバージョンアップが行われることになりました。
6ヶ月ごとのバージョンアップと、3年ごとに「LTS (Long Term Support)」がリリースされます。
この Java バージョンアップサイクルに関する Wagby の対応は次の通りです。
Wagbyバージョン サポートするJava 備考
Wagby R6 Java 6/7/8 Java 6 までの提供機能を使用
Wagby R7
Java 7/8/11
Java7までの提供機能を使用
Wagby R8
Java 8/11
Java8までの提供機能を使用
Wagby R9.0.0〜R9.1.x
Java 8/11
Java8までの提供機能を使用
Wagby R9.2.x
Java 11 以降
Java11までの提供機能を使用
-
Java 9,10,12,13,14,... は、Non-LTS 版と呼ばれており、登場から半年でサポートが終了します。上の表では、これらサポートが終了した Java を除いています。
-
対応するJavaのバージョンはSpringやHibernateなど、ベースのライブラリに依存します。
そのため、最新のJavaにはただちに対応できない可能性がございます。あらかじめご了承ください。
-
Wagby R7では、採用しているライブラリのEOL (End Of Life) により、Wagbyのバージョンアップよりも先にライブラリのバージョンアップが終了する可能性がございます。このため、R7 から R8/R9 へのアップデートを行うことを推奨します。
-
利用しようとしている Java 向けの JDBC ドライバが提供されているかどうかは、データベースベンダーのサイトで確認してください。その Java をサポートする JDBC ドライバが提供されていない場合、Java のバージョンを下げることも検討してください。
2017年9月より、Javaは新しいリリースモデルに沿ってバージョンアップが行われることになりました。
6ヶ月ごとのバージョンアップと、3年ごとに「LTS (Long Term Support)」がリリースされます。
この Java バージョンアップサイクルに関する Wagby の対応は次の通りです。
Wagbyバージョン | サポートするJava | 備考 |
---|---|---|
Wagby R6 | Java 6/7/8 | Java 6 までの提供機能を使用 |
Wagby R7 | Java 7/8/11 | Java7までの提供機能を使用 |
Wagby R8 | Java 8/11 | Java8までの提供機能を使用 |
Wagby R9.0.0〜R9.1.x | Java 8/11 | Java8までの提供機能を使用 |
Wagby R9.2.x | Java 11 以降 | Java11までの提供機能を使用 |
- Java 9,10,12,13,14,... は、Non-LTS 版と呼ばれており、登場から半年でサポートが終了します。上の表では、これらサポートが終了した Java を除いています。
-
対応するJavaのバージョンはSpringやHibernateなど、ベースのライブラリに依存します。
そのため、最新のJavaにはただちに対応できない可能性がございます。あらかじめご了承ください。 - Wagby R7では、採用しているライブラリのEOL (End Of Life) により、Wagbyのバージョンアップよりも先にライブラリのバージョンアップが終了する可能性がございます。このため、R7 から R8/R9 へのアップデートを行うことを推奨します。
- 利用しようとしている Java 向けの JDBC ドライバが提供されているかどうかは、データベースベンダーのサイトで確認してください。その Java をサポートする JDBC ドライバが提供されていない場合、Java のバージョンを下げることも検討してください。