インポートとエクスポート

最終更新日: 2022年6月30日

概要

管理処理タブの「インポートとエクスポート」機能を用いて、任意の時点のデータの保存と復旧処理を行うことができます。

インポートとエクスポートボタン

インポートとエクスポートの画面では、アプリケーションが利用しているモデル名が一覧表示されます。

対象モデル一覧
開発者が作成したモデルです。
システムによって提供されるモデル一覧
Wagby が内部で用意するモデルです。

日本語のモデル名の辞書昇順の並びで表示されます。

インポートとエクスポート画面

エクスポート

エクスポートは、データベースに格納されたデータをファイルとして出力する処理です。 次の手順で行います。

  1. 画面でエクスポートを行いたいモデルを選択します。すべてを選択したい時は「すべてを選択する」ボタンを押下します。
    エクスポートの操作
  2. モデルを選択後、「エクスポート」ボタンを押下することでエクスポート処理を開始します。この処理はデータベースに格納されているデータ量に比例して時間がかかります。

    ワンポイント

    「テーブルを初期化する」「Zip形式で扱う」は常に有効としてください。

  3. 正常に処理が完了すると完了メッセージが表示されます。完了メッセージの下に表示されているメッセージはエクスポートしたデータが格納されているフォルダの名称になります。
    エクスポートの完了
  4. エクスポートフォルダ名は次のルールで自動的に決定されます。
    data_YYYYMMDDHHMMSS
    ここで YYYYMMDD は年月日を、HHMMSS は時分秒を示します。

インポート

インポートはエクスポートされたフォルダ(またはzipファイル)を読み込み、データを復元する処理です。

  1. インポートフォルダ名を選択します。インポートフォルダ名の欄にはこれまでにエクスポートした Zip ファイルが一覧形式で表示されます。インポートフォルダの名称にはエクスポートした年月日と時間が14桁の数字として含まれています。
    インポート先の選択

    ワンポイント

    モデル名の欄にインポートフォルダ内のデータ件数が赤字で表示されます。 「(0)」はデータが 0 件、「(X)」はモデルのデータフォルダがないことを示します。

  2. インポートを行う対象のモデルを選択します。すべてのモデルを選択したい時は「すべて選択する」ボタンをクリックします。
  3. 「インポート」ボタンをクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。「OK」ボタンをクリックすると、処理が開始されます。
    確認ダイアログ
  4. 正常に処理が完了すると完了メッセージが表示されます。完了メッセージの下に表示されているメッセージはインポートしたデータが格納されているフォルダの名称になります。
    インポート完了

    注意

    インポート時に一件でも不正なデータが含まれていた場合、モデル全体のインポート処理が失敗します。(インポート時に不正なデータがあった場合、そのデータのみの登録に失敗し、他のデータは登録できるということではありません。)

ファイル型の扱い

「ファイル型」の項目でアップロードしたファイルは、ファイル名だけがインポートエクスポートの対象に含まれていません。実ファイルはエクスポートファイルに含まれません。

ダウンロード

(準備中)

プリンシパル

本機能は "システム管理者" または "インポートエクスポート" プリンシパルをもったアカウントで利用できます。

仕様

  1. 開発環境では、エクスポートされたファイルは当日のみ残ります。翌日は削除されます。
  2. 本番環境では、エスクポートされたファイルは30日間、保存されます。つまり30日前のデータまでなら(対象モデルを選択して)そのときの状態に戻すことができます。
  3. [ご注意ください] 自動で用意される data_init というファイルを選択してインポートを行うと、契約直後の初期状態に戻ります。開発者が用意したすべてのデータは消去されます。開発環境でこの選択を行ったインポートは、開発環境の初期化処理と同じものです。