IPアドレスによるログオン制限
最終更新日: 2020年12月18日
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アカウントの更新画面を開きます。
画面下部にある「ログオンルール」欄に接続を許可する IP アドレスを記述します。
記述ルールは次のとおりです。
稼働するOS環境によっては、IPv4形式の表記は受け付けない場合があります。
IPv4 形式のローカルマシン表記 "127.0.0.1" を記載してログオンできない場合は、IPv6 形式の表記 "0:0:0:0:0:0:0:1" で試してください。こちらだと正しくチェックされる場合は、IPv6 形式をご利用ください。
このルールにより、例えば次のような書式が可能です。
::1はIPv6のIPアドレス(::と書くことで0:0:...を省略できる)、127.0.0.1はIPv4のIPアドレスです。
log4j.propertiesに下記の設定を行うことで、チェック時のログを出力します。
(0:){1,10}1,::1,127.0.0.1 と指定した場合のログの例を示します。
ログオンに失敗した場合、ログオン画面に図2のようなメッセージが表示されます。
また、利用者端末のIPアドレスがログに記録されます。
本設定を行った場合、指定したIPアドレス以外からアクセスされないことをテストしてください。
特に正規表現を用いてIPアドレスを記載した場合、正規表現の記述ミスで想定外のマシンからアクセスされることがないかどうか、必ず確認するようにしてください。
定義方法と運用
IPv4/IPv6の違い
コンマの扱い
(0:){1,10}1,::1,127.0.0.1
チェック時のログ出力
log4j.logger.jp.jasminesoft.jfc.service.LogonService=DEBUG
2016-xx-xx 0:00:00 [DEBUG jp.jasminesoft.jfc.service.LogonService checkRemoteAddress] not match ipaddress 127.0.0.1. rule regex:(0:){1,10}1
2016-xx-xx 0:00:00 [DEBUG jp.jasminesoft.jfc.service.LogonService checkRemoteAddress] not match inetaddress /127.0.0.1. rule inetaddress:/0:0:0:0:0:0:0:1
2016-xx-xx 00:00:00 [DEBUG jp.jasminesoft.jfc.service.LogonService checkRemoteAddress] match inetaddress /127.0.0.1. rule inetaddress:/127.0.0.1
ログオンに失敗した場合
JFC-00035:アカウント XXX は IP アドレス xxx の端末からログオンしようとしましたが、ログオンルールに合致しませんでした。
テスト