サポート > リポジトリ > アカウント > juserモデルの基本

juserモデルが標準で用意している項目を説明します。

項目名項目ID説明サブモデル
アカウント userid 主キー項目です。juserモデルは他の多くのモデルから参照されます。
所属グループ jgroupid 所属グループ項目でチェックをつけたグループの主キーが格納されます。所属グループはグループ権限ワークフローで利用されます。チェックボックス方式のため、実際の値は物理テーブル juser$jgroupid に格納されます。
現在のパスワード passwdNow この値を閲覧、操作することはできません。 ×
新規パスワード passwd この値を閲覧、操作することはできません。 ×
新規パスワード(確認用) passwd2 この値を閲覧、操作することはできません。 ×
パスワード強制変更 compulsoryChange このフラグを有効にすると、次回の最初のログオンで新規パスワードの入力処理が強制されるようになります。 ×
名前 name ログオンが成功すると、画面右上部に表示されます。
アカウントロック情報 valid 通常は空です。ログオン時パスワードの入力ミスでロックされている場合は、Wagby が自動でロック時の日時をセットしています。ここに値がセットされると、このアカウントはロックされ、ログオンできなくなります。
表示優先度 level juserを参照するモデルで指定することができます。
パスワード更新日時 passwdChangeDate 最後にパスワードを更新した日時が記録されます。[参考:パスワード有効日数] ×
パスワード更新フラグ passwdChangeFlag compulsoryChange項目と同じ目的で用いています。システム内部で管理している値のため、通常は変更しないようにしてください。 ×
パスワード入力エラー数 passwdErrrCount パスワード入力を間違えた回数が記録されます。ログオンが成功すると、この値はクリアされます。[参考:アカウントロック] ×
過去のパスワード oldPasswds 過去に利用したパスワードの履歴を管理するテーブル juser$old_passwds が用意されます。運用中にパスワードを変更するごとにレコードが追加されます。 ×
プリンシパル jprincipalId プリンシパル項目でチェックをつけたプリンシパルの主キー(数値)を格納するテーブル juser$jprincipal_id が用意されます。
最終ログオン日時 lastLogonDate 最後にログオンした日時が記録されます。
アバター画像 avatarImage アバター画像ファイルが格納されます。
ログオンルール rule IPアドレスによるログオン制限を行う場合に利用します。juser$rule。
プリファレンス (項目IDは不可視) "メニュー > 共通処理 > プレファレンス" で設定したものが格納されます。内部では juser$preference_item テーブルが用意されています。 -
プリファレンスは juser に紐づいているテーブルですがシステム内部だけで管理されています。Wagby Designer で扱うことはできません。

これらの定義済み項目の変更・削除を行うことはできません。

実行例

juserモデルに「メールアドレス」項目を追加した例を図1に示します。

図1 メールアドレス項目が追加されたjuserモデル

詳細画面では、メールアドレス部分はリンクになっています

図2 juserモデルの詳細画面

定義方法

「アカウント」項目の直下に「メールアドレス」項目を用意する例を示します。挿入したい位置をチェックし、ギアアイコンから新規を選びます。(図3,図4)

図3 挿入したい場所をチェックする
図4 ギアアイコンから「新規」を選択する

入力欄が用意されます。(図5)ここでチェックを手動で解除します。

標準では、チェック状態は維持されます。これは連続した新規操作を実現するためです。

図5 新規項目の入力欄が用意される

「メールアドレス」項目を用意しました。項目IDは「mailaddress」とします。検索と一覧もそれぞれ有効にします。

図6 メールアドレス項目を用意する

「メールアドレス」項目は文字列型ですが、メールアドレス属性を付与しておきます。

図7 メールアドレスに属性を付与する
juserモデルを変更するとテーブル構造が変わります。ビルドの前にWagbyアプリケーションを起動していた場合は、停止させてからビルドを行ってください。

アカウントごとにアバター画像を設定することができます。
アカウントの新規登録(または更新)時に、アバター画像ファイルを登録します。ファイル形式は png としてください。

図8 アバター画像の登録 (1)

登録すると、自動的にサイズが 25x25 ピクセルに縮小されます。

図9 アバター画像の登録 (2)

ログオンすると、アバター画像が表示されます。

図10 アバター画像の表示
  • juserモデルは性質上、カスタマイズできる範囲は制限されています。特に認証・認可に関わる部分は修正することができません。それでも、いくつかの項目を拡張することはできるようになっています。
  • juserモデルは他の多くのモデルから参照されます。例えばワークフローやジョブ機能ではjuserのuserid項目を格納する項目があります。運用開始後にjuserモデルの変更を行う場合は、既存データの変換を行う必要が生じる可能性がありますので、ご注意ください。

外部システムから直接、juser に値を設定する場合

Windows Active Directory / LDAP アカウントと同期するなどの理由で、外部システムから直接、juser に値を設定する場合は次の点にご注意ください。

  • アカウント (userid) 項目は主キーであるため必須です。
  • 所属グループを指定する場合は、juser$jgroupid テーブルへ値を登録してください。グループの主キー(数値)を格納します。
  • プリンシパルを指定する場合は、juser$jprincipal_id テーブルへ値を登録してください。プリンシパルの主キー(数値)を格納します。