主キーの指定
最終更新日: 2022年8月29日
R8 | R9
主キーとして用いる項目の右側にある「詳細」ボタンを押下します。
「主キーとして利用する」にチェックが入っている場合、この項目は主キーになります。
このウィンドウの下部に用意されている「OK」ボタンを押下して(ウィンドウを)閉じます。
主キー指定された項目は、モデル項目一覧で鍵のアイコンが表示されます。
1つの項目だけでデータが一意に識別できるものを「単一キー」といいます。
整数型の項目を主キーに指定した場合、データの新規登録時に既存データの主キーと値が重複しないようにシステム側で連番を振ることができます。これを「人工キー(または代理キー)」と呼びます。
データの特性を活かした主キーを「自然キー」と呼びます。社員番号や品番といった業務特性上、重複しない値を主キーとして用いる場合です。
複数の項目を組み合わせてデータが一意に識別できるものを「複合キー」といいます。
複数の自然キーを組み合わせる、または自然キーと人工キーを組み合わせるといった方法があります。
「主キーの詳細」欄で「順序を利用する」にチェックが入っている場合、開始番号からユニークな番号が自動的に割り当てられるようになります。
整数(4バイト整数)、8バイト整数、文字列型。
整数(4バイト整数)のみ。
「順序を利用する」を無効にすることもできます。この場合、主キーの値は手入力となります。
接頭語の付与、ゼロ詰め、任意の書式といった主キーの表現を拡張することができます。詳細...
利用するデータベースが「順序」(Sequence) を提供している場合、Wagby はこれを利用します。
内蔵データベース (HSQLDB) や MySQL など、順序をもたないデータベースを利用する場合は、Wagbyが内部で "seq" というテーブルを用意します。このテーブルで順序値を管理しています。
データベースへ登録される時点で値が確定されます。新規登録画面を開いた段階では順序は定まっていません。そのため、登録の前に順序値を知ることはできません。
テーブル初期化のタイミングで順序も初期化されます。[詳細...]
一度保存した主キーの値を変更することはできません。
主キーに複合キーを使用したとき、順序に利用できるのはいずれか一つの項目のみとなります。複数の主キー項目で順序を使う設定はできません。
キーに順序を適用した場合に欠番が生じることがあります。具体的には次のような場合です。
主キーの指定方法
主キーアイコン
単一キー
人工キー
自然キー
複合キー
順序
対応している型
R8.4.0以降
R8.0.0〜R8.3.x
順序を無効にする
業務ルールを加味した順序の設計
順序の実装方法
Oracle, PostgreSQL, SQL Server 2012以降, DB2
上記以外のデータベース
順序の確定
順序の初期化
仕様・制約
値を変更することはできない
複合キーにおける順序の利用
自動採番利用時における欠番・飛び番
型による制約