隠し項目・読み込み専用項目にする

最終更新日: 2022年3月3日
R8 | R9

隠し項目にする

検索項目を隠し項目とし、初期値をログオンIDとした例です。

  1. 下の図では、それぞれユーザ「yamada」と「suzuki」が営業日報を作成しています。
    アカウントyamadaが作成した営業日報
    アカウントsuzukiが作成した営業日報
  2. データベースには2件のデータが格納されています。
    しかし、「作成者」項目を隠し項目とし、さらに初期値をログオンIDに設定しているため、自分が作成した日報しか検索することができません。
    そのため、検索結果は1件となっています。
    自分が作成した営業日報しか検索されない

定義方法

  1. 営業日報モデルに、「作成者」という項目を用意し、設定を行っていきます。
    営業日報モデルに「作成者」項目を用意する
  2. 「作成者」項目の初期値を設定します。
    「登録画面表示時」ならびに「検索時」の初期値にログオンIDをセットするようにします。

    ※「検索時」の初期値とは、検索実行時に検索条件として用いる値を表します。
    仮にこの項目に値が入力された場合でも、実際の検索時には、ここで指定された初期値が用いられます。

    初期値にログオンIDをセットする
  3. 次に、登録・更新画面で読み込み専用にします。
    「入力制御 > 読み込み専用」で「全画面」を選択します。
    登録・更新画面では読み込み専用にする
  4. モデル項目詳細定義の「検索制御 > 隠し項目」で「全画面」を選択します。
    この設定により、この項目が検索条件部には表示されなくなります。
    検索画面では隠し項目にする

    ワンポイント

    この設定は「全画面」「メインウィンドウ」「サブウィンドウ」を個別に指定できます。

読み込み専用項目にする

検索画面で作成者項目を表示した例です。ただし読み込み専用とし、入力は行えないとします。
これによって、どの値で検索しようとしているかを明示します。

作成者項目が検索画面で表示されている。

定義方法

  1. モデル項目詳細定義の「検索制御 > 読み込み専用」内にある「全画面」を選択します。
    検索画面では読み込み専用にする
  2. 検索画面表示時の初期値を設定します。
    検索画面表示時の初期値を設定する