繰り返しコンテナ、外部キー子モデル一覧を任意の位置に配置する

最終更新日: 2022年6月9日
R8 | R9

繰り返しコンテナの配置

図1は繰り返しコンテナを「会社」レイアウトの中に含めた例です。

説明文の挿入(入力画面)

定義方法

  1. 繰り返しコンテナを配置する「位置」を示す項目を用意します。名前は任意です。型は文字列型とします。この項目はダミー項目であり、実際にはこの項目の位置に、繰り返しコンテナが表示されることになります。
    レイアウトのために用意するダミー項目
  2. 「出力制御>その他>レイアウト」の「レイアウト用項目とする」を有効にします。
    「レイアウト対象ID」に、繰り返しコンテナの項目名を指定します。レイアウト用項目と指定された場合、自動的に次のような動作になります。
    • データベースに保存されない。(対応するテーブルに、項目は作成されない)
    • 自身は隠し項目となる。
    • ラベル部分は非表示となる。
    レイアウト用項目とする
  3. 画面レイアウトを設計します。
    ここでは「隠しレイアウトへの入れ子レイアウト」をベースとしています。詳細はこちらをお読みください。 レイアウト設計で "繰り返しコンテナレイアウト専用" の項目の位置に、繰り返しコンテナ(ここでは "問い合わせ")が配置されます。
    レイアウトを設計する

設計上の注意点

  • "繰り返しコンテナレイアウト専用" 項目を含む、レイアウトが必要な設定をモデル定義の前半にまとめ、繰り返しコンテナ項目の定義を(モデル定義全体の)後半部に行うようにしてください。これが混在するとうまくレイアウトできません。

外部キー子モデル一覧の配置

実行例

外部キー子モデル一覧表示を任意の位置に配置することもできます。ここでは親モデルを "顧客" とし、子モデルを "サポート" とした例で説明します。

サポートモデル一覧表示の位置を設定した例

定義方法

  1. 顧客モデルとサポートモデルを用意します。
    親子関係を定義する
  2. レイアウト専用項目 "外部キー子モデルサポート配置位置" を用意します。型は文字列とします。
    レイアウト専用項目を用意する
  3. 「出力制御>その他>レイアウト」の「レイアウト用項目とする」を有効にします。「レイアウト対象ID」に、子モデルのモデルIDを指定します。 レイアウト用項目と指定された場合、自動的に次のような動作になります。
    • データベースに保存されない。(対応するテーブルに、項目は作成されない)
    • 自身は隠し項目となる。
    • ラベル部分は非表示となる。
    レイアウト用項目とする
  4. 画面レイアウトを設計します。ここでは「隠しレイアウトへの入れ子レイアウト」をベースとしています。設定の詳細はこちらのページの説明をお読みください。 レイアウト設計で "外部キー子モデルサポート配置位置" の項目の位置に、外部キー子モデル一覧表示(ここでは "サポート")が配置されます。
    レイアウトを設計する