一覧表示 - 複数段一行明細(多段)レイアウト

基本的な設定

例

図1は、一覧表示項目を二段で表示した例です。

定義方法

1. 「レイアウト>一覧」を開きます。左側の「一覧表示設定」で「行数」を指定します。ここでは"2"とします。

   

2. 「変更」ボタンを押下すると、段組が用意されます。

   

3. ドラッグ&ドロップ操作で、項目を段組の内部へ配置することができます。

   

   ご注意ください：図4の状態で、行数を"1"または空白とすると、2行目が不可視となり、2行目のレイアウト変更が行えなくなります。行数を減らす場合は、いったん項目を減らした状態にしたあと、行数を変更するようにしてください。
4. 左側の設定欄の上部にある「レイアウト設定保存」ボタンを押下し、編集内容を保存します。この操作により、リポジトリに反映されます。

   

セル結合（列）

三段目を用意した例を図8に示します。ここで追加した「備考」欄は3つの列をまとめています。

レイアウトの定義

1. 「レイアウト>一覧」を開きます。
   左側の「一覧表示設定」で「行数」を "3" に変更します。「備考」を3段目に配置します。

   

2. 「備考」をクリックして選択し、列を "3" とします。

   

3. 左側の設定欄の上部にある「レイアウト設定保存」ボタンを押下し、編集内容を保存します。この操作により、リポジトリに反映されます。

   

   操作上のご注意

   セル結合を行う場合は「列を設定してから、行を設定する」ようにしてください。逆の手順だと表示内容と設定が合わなくなる現象が発生することがあります。

セル結合（行）

例

セル結合（行）は、自分自身を次の行と連結させるための指定です。

定義方法

1. 行数を2とし、二行目に「電話番号」「メールアドレス」項目を配置します。

   

2. 「顧客名称」と「顧客カナ」項目のセル結合（行）の設定をそれぞれ "2" とします。

   

   

3. 設定後、「レイアウト設定保存」ボタンを押下して保存します。

   

   操作上のご注意

   セル結合を行う場合は「列を設定してから、行を設定する」ようにしてください。逆の手順だと表示内容と設定が合わなくなる現象が発生することがあります。

一覧更新への適用

一覧更新機能を有効にした場合、複数段一行明細設定も適用されます。

• テキストエリアの行数は、一覧更新画面専用の設定が用意されています。
• 一覧表示部分のスクロールタイプ（列固定、ヘッダ行固定）の指定と併用することはできません。スクロールタイプを指定するか、複数段一行明細を使うかのいずれかになります。

仕様・制約

• 「一覧更新 > グリッドで表示する」を有効にした場合、本設定（多段レイアウト）は利用できません。
• 本設定はサブウィンドウ（検索画面）には反映されません。
• 多段レイアウトを設定後、新たに一覧表示項目を追加した場合、追加項目はスクリーンエディタに反映されません。
  多段レイアウト設定後に一覧表示項目を追加するには、多段レイアウトを一度解除しないといけません。
  そのため、原則として一覧項目をすべて定義してからレイアウトの設定を行うようにしてください。