モデルのキャッシュを消去する
最終更新日: 2022年6月21日
Wagbyはデータベースから読み込んだ値をメモリにキャッシュすることでパフォーマンスを向上させています。定期的に、このキャッシュ情報を消去する方法を説明します。
任意のジョブを実行するようにします。ジョブそのものの影響の少ないものがよいので、ここでは「ディスク容量の監視」ジョブを例に説明します。
ジョブパラメータのキーに cache を追加します。
値には、キャッシュをクリアしたいモデルをスペース区切りで指定します。
例えば customer_view モデルと product_view モデルのキャッシュを削除する場合は次のようになります。
このジョブ実行のタイミングで指定されたモデルのキャッシュがクリアされます。
ジョブ実行アカウント jobadmin は、一般ユーザなどの権限がなくともキャッシュクリア処理が可能です。
このジョブを設定する目的は、データベースに定義したビューを Wagby のモデルとして利用する場合です。
ビューは(Wagby とは別の仕組みで)更新されることがある、とします。しかしその頻度が少ない場合は、定期的に当該モデル(実体はビュー)のキャッシュをクリアすることで(リアルタイムではありませんが)最新の情報を使うことができます。
利用方法
例
設定方法
customer_view product_view
ワンポイント
どういうときにキャッシュを消去するか