準備:ジョブ実行アカウントを利用可能にする
最終更新日: 2022年6月17日
Wagbyはジョブ実行専用のアカウントとして "jobadmin" が用意されています。
このアカウントには次の特徴があります。
システム管理者を含む一般のアカウントは「パスワード有効日数」の制約を受けます。(標準では 90 日が設定されています。これは 90 日毎にパスワードを変更するという運用になります。)
ジョブ専用アカウント "jobadmin" は、パスワード有効日数が無効化されます。これによって、パスワードの定期的な変更を忘れたためにジョブが動作しなくなるというトラブルを回避できます。
ジョブ専用アカウント "jobadmin" は、初期インストール時は無効になっています。
ここでは、同アカウントを有効にする方法を説明します。
jobamin が行うジョブがモデルを対象としない場合(外部コマンド実行やファイル操作処理など)、他のプリンシパル(例:一般ユーザ)を指定する必要はありません。
ただし、特定モデルへの操作を行うジョブの場合、そのモデルを操作するプリンシパルを与える必要があります。
エクスポート・インポートジョブはシステム管理者(admin)のみが実行できます。ジョブ実行アカウントjobadminでは実行できません。
ジョブ実行アカウントjobadmin
詳細
jobadminを有効にする
標準で用意されている"jobadmin" アカウントを選択します。
こちらを消去し、空白とします。(※)
jobadminに付与する権限
下図は、一般ユーザのプリンシパルをセットしたものです。
注意