ログの扱い
最終更新日: 2022年3月24日
R8 | R9
Webアプリケーションに対するすべての操作が記録されます。アプリケーションの起動と停止に関わる各サービスの初期化と停止情報から、誰がいつログオンし、どのような操作を行ったかが記録されます。ジョブについての記録も行われます。
このファイルはログが発生した日付時刻に応じて出力されます。
Tomcat本体に関するログです。サービスの起動時、停止時の情報も含まれます。
system.logと同様に、ログが発生した日付時刻に応じて出力されます。
HibernateのSQL出力を有効にした場合、wagbyアプリケーションを実行するOSによって次のようになります。
コンソールのみに出力されます。本ログファイルには出力されません。
コンソールおよび本ログファイルの両方に出力されます。
Tomcat内で実行するウェブアプリケーションのログが出力されます。 サービスの起動時と停止時に (Wagbyが内部で利用しているミドルウェアである)SpringやQuartz(ジョブ実行用)のログが出力されます。
system.logと同様に、ログが発生した日付時刻に応じて出力されます。
system.log の出力先は log4j.properties というファイルで指定しています。 このファイルは wagbyapp\webapps\$(APPNAME)\WEB-INF\classes フォルダに用意されています。
標準では、出力先の設定は次のようなっています。
${catalina.home}とは、Tomcat の起点ディレクトリを指します。$(DEVHOME)\wagbyapp と同じです。 この部分を修正することで、出力先を変えることができます。
このファイルをカスタマイズした場合、$(DEVHOME)\customize\resources フォルダへ保存してください。次回以降のビルドでカスタマイズファイルが反映されます。
これらのファイルは logging.properties という設定ファイルで出力先が指定されています。 このファイルは wagbyapp\conf フォルダに用意されています。
標準では、出力先の設定は次のようなっています。
${catalina.base}とは、Tomcat の起点ディレクトリを指します。$(DEVHOME)\wagbyapp と同じです。
このファイルをカスタマイズした場合、$(DEVHOME)\customize\tomcat\conf フォルダへ保存してください。
出荷時の log4j.properties はログ (system.log) の内容をファイルに出力するようになっています。これをコンソールとファイルの両方に出力させる場合は、次のようにしてください。
Webアプリケーションが起動している間、ログファイルは増え続けます。アプリケーションが自動で削除することはありません。
ビルドされたアプリケーションである wagbyapp について、bin フォルダ以下にある次のスクリプトファイルも、実行時にログを出力します。
wagbyapp\binをカレントディレクトリにして実行します。実行結果は同ディレクトリにcheck_db.txtファイルとして出力されます。この出力位置はcheck_db.batファイル内で指定されています。
実行時のログファイルは wagbyapp\logs\initdb.log に出力されます。ただし警告以上のログがなければ、出力はされません。
ログファイル名は(system.logと同様に)出力が発生した日に対応した日付情報が付与されます。例えば initdb.log.20170401 といったファイル名となります。
このログファイルの詳細な設定は InitLoader.jar 内に含まれる log4j.properties で指定しています。(変更方法については後述します。)
wagbyapp\binをカレントディレクトリにして実行します。実行時のログファイルは wagbyapp\logs\initdb.log に出力されます。ただし警告以上のログがなければ、出力はされません。
ログファイル名は(system.logと同様に)出力が発生した日に対応した日付情報が付与されます。例えば initdb.log.20170401 といったファイル名となります。
このログファイルの詳細な設定は InitLoader.jar 内に含まれる log4j.properties で指定しています。(変更方法については後述します。)
initdb.logは次の性質を備えています。
これを変更する場合は、次のように設定を行ってください。
さまざまなログファイル
system.log
catalina.YYYY-MM-DD.log
Hibernate の SQL 出力を有効にした場合
localhost.YYYY-MM-DD.log
ログファイルの出力先
system.log
log4j.appender.F.File=${catalina.home}\logs\system.log
catalina.YYYY-MM-DD.log
localhost.YYYY-MM-DD.log
1catalina.org.apache.juli.AsyncFileHandler.directory = ${catalina.base}/logs
2localhost.org.apache.juli.AsyncFileHandler.directory = ${catalina.base}/logs
system.logをコンソールとファイルの両方に出力する
log4j.rootCategory=INFO, F, C
log4j.appender.F=org.apache.log4j.DailyRollingFileAppender
log4j.appender.F.DatePattern='.'yyyy-MM-dd
log4j.appender.F.File=${catalina.home}/logs/system.log
log4j.appender.F.layout=jp.jasminesoft.util.log4j.ThrowablePatternLayout
log4j.appender.F.layout.ConversionPattern=%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} [%p %c %M] %m%n
log4j.appender.C=org.apache.log4j.ConsoleAppender
log4j.appender.C.Target=System.out
log4j.appender.C.layout=jp.jasminesoft.util.log4j.ThrowablePatternLayout
log4j.appender.C.layout.ConversionPattern=%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} [%p %c %M] %m%n
(以下、略)
ログファイルのサイズ
その他のツールのログ
データベース操作用スクリプトのログ
check_db
drop_db,export_db,import_db,init_db
initdb.logの出力先を変更する
"%JAVA_HOME%\bin\java" -Xmx512m -XX:MaxPermSize=192m -Dcatalina.home=".." -Djava.io.tmpdir="${catalina.home}\temp" -jar InitLoader.jar export -all -check_exists_table true -c ..\webapps\wagby\WEB-INF\export\conf\initdb.xml -l exportlog.properties -d "%EXPDIR%"
log4j.rootCategory=WARN, C, F
log4j.appender.C=org.apache.log4j.ConsoleAppender
log4j.appender.C.layout=jp.jasminesoft.util.log4j.ThrowablePatternLayout
log4j.appender.C.layout.ConversionPattern=%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} [%p %c] %m%n
log4j.appender.F=org.apache.log4j.DailyRollingFileAppender
log4j.appender.F.DatePattern='.'yyyy-MM-dd
log4j.appender.F.File=../logs/exportdb.log
log4j.appender.F.layout=jp.jasminesoft.util.log4j.ThrowablePatternLayout
log4j.appender.F.layout.ConversionPattern=%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} [%p %c] %m%n