特殊な用途で用いる関数を紹介します。

BARCODE(文字列, 出力方式)

バーコードを出力します。第二引数は "codabar", "code39", "code128", "ean-13", "qr", "jppost" という方式を指定することができます。

使い方は「出力制御(スタイル)>バーコード出力」をお読み下さい。

CLIENTHOSTNAME()

利用者(Webブラウザ)が動作しているPCのホスト名を返します。戻り値は文字列型です。ホスト名が未設定の場合、IPアドレスを返します。

この値は、ログファイル (system.log) に記録されるクライアントの情報(ホスト名またはIPアドレス)と同じです。
ジョブやアップロード更新画面での利用時は、この値は空白となります。

CHANGELOG()

更新履歴を取得します。使い方は「繰り返しコンテナでデータの変更履歴を管理する」をお読み下さい。

この関数は上記ページに記載のとおり、繰り返しコンテナ内での利用を前提としています。それ以外の箇所では使わないようにしてください。

EXEC(実行ディレクトリ, コマンド, 引数...)

第一引数のディレクトリ位置で、第二引数のコマンドを実行します。コマンドライン引数は第三引数以降、コンマ区切りで複数指定できます。戻り値は実行結果(文字列)です。

Wagbyがインストールされたフォルダのディレクトリリストを取得する

EXEC("../..", "cmd", "/C", "dir")
EXEC("../..", "ls", "-al")
最初の例は Windows OS 用で、次の例は Linux OS 用です。cmd.exe は Windows OS に標準で含まれている DOS コマンドです。

Wagbyアプリケーションが実行されたときのカレントディレクトリは wagbyapp/bin となっています。上の例は、相対パス表記でディレクトリを指定しています。

実行時フォルダの指定方法

カレントフォルダは "." で表現します。"" と空文字を渡すことはできません。
フォルダの区切り文字 "/" で終わらないようにしてください。例えば "../" ではなく "../." と記述します。

フォルダを作成する

Wagbyがインストールされたフォルダに work1 という名前のフォルダを新しく用意する例です。

EXEC("../..", "cmd", "/C", "mkdir", "work1")
EXEC("../..", "mkdir", "work1")
最初の例は Windows OS 用で、次の例は Linux OS 用です。cmd.exe は Windows OS に標準で含まれている DOS コマンドです。

SERVERHOSTNAME()

Wagbyアプリケーションが動作しているサーバのホスト名を返します。戻り値は文字列型です。ホスト名が未設定の場合、IPアドレスを返します。

Me()

擬似関数 Me (注:二文字目の 'e' は小文字) は、この式を記述した項目名を指し示します。例えば item1 項目の式で Me() を使うと、Me() の部分が ${item1} に置換されます。

IF (Me() > 0; 100, 0)

Me() の用途は、同じ式を複数の項目に設定する場合に、項目名部分を統一できることです。コピー&ペーストした式を再利用できます。