ビルド時のメモリサイズの指定

最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9

設定方法

ソースコードの生成・コンパイル・データベースのテーブル作成といったビルド処理の途中で、次のようなエラーメッセージがコンソールに表示されることがあります。

システム・リソースが不足しています。
詳細は次のスタック・トレースで調査してください。
java.lang.OutOfMemoryError: GC overhead limit exceeded

この場合、Wagby Designer 用のメモリを増やしてください。具体的な手順は次のとおりです。

  1. Wagbyをインストールしたフォルダ内にある wagbydesigner/bin フォルダを開きます。
  2. その中に含まれる setenv.bat (Linux,Mac OS X系は setenv.sh) をテキストエディタで開きます。
  3. -Xmxと-Xmsの後ろにある数字を大きくします。数字の後ろについている "m" はメガという単位を意味します。初期値である 4096m は、4096メガバイトすなわち4Gバイトのメモリを使うことを意味します。
    set CATALINA_OPTS=-server -Xmx4096m -Xms1024m
    
    例えば、8Gバイトのメモリを使う設定は次のようになります。
    set CATALINA_OPTS=-server -Xmx8192m -Xms1024m
    
  4. 同ファイルの編集を保存し、WagbyDesignerを再起動します。

重要

32 bit Java での利用はサポートしていません。32 bit Java をご利用の場合、-Xmx 指定の初期値は 1024m が上限となります。ビルド処理のパフォーマンスが著しく低下するため、64 bit Java を利用してください。(稼働 OS も 64bit 版である必要があります。)