住所正規化コンバータ(R6)との連携方法
最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9
Apache Tomcat のサイトから最新の Tomcat を入手します。
ダウンロードして展開した apache-tomcat フォルダを "AnormR6Tomcat" に改名しました。
標準で添付されている webapps フォルダ以下のファイルを削除します。
入手した住所正規化コンバータサーバモジュールを webapps フォルダに展開します。
展開後のwebappsフォルダを示します。
anorm/WEB-INF/web.xml を編集します。(Windows OS 付属のメモ帳は使えません。TeraPadなど別のテキストエディタを使ってください。)
"jmasterDirPath" を適切に編集します。住所正規化コンバータが提供する住所マスタである jmaster のパスを指定してください。(Windows OS では、フォルダの区切り文字は円マークを二つ入力します。)
binフォルダに含まれているcatalina.batファイルを編集します。
コメントが終わった部分に、メモリサイズを指定します。
住所正規化コンバータR6は、標準で1Gバイトのヒープメモリが必要のため、これを指定しています。
住所正規化コンバータサーバとWagbyの開発機が「別である」場合は、この手順をスキップすることができます。
ここでは同一マシンで住所正規化コンバータのサーバとWagbyDesignerを動作させている場合を想定し、住所正規化コンバータサーバのTomcatのポート番号を変更する方法を説明します。
ポート番号が重複していると、サーバの起動に失敗します。
ポート番号 "8005" の部分を、"18005" に変更した例です。
ポート番号 "8443" の部分を、"18443" に変更した例です。
ポート番号 "8009" の部分を、"18009" に変更した例です。
binフォルダのstartup.batを実行します。
起動後、住所マスタの読み込みが開始されます。コンソールにはマスタの読み込みに関する表示があります。"Server startup in XXX ms" という表示が出たところで、起動に成功しています。
住所マスタの読み込みメッセージがないまま起動した場合、住所正規化コンバータは正しく動作しません。web.xmlの設定(住所マスタフォルダの位置)を見直してください。
Webブラウザから住所正規化コンバータサーバを開きます。
住所文字列を入力し、「正規化処理を開始」ボタンを押下します。正規化が行われているかどうか確認してください。
続いてREST APIのテストを行います。アドレスバーに直接、次のように入力します。(入力パラメータは郵便番号です。)
結果がJSON表記で返されれば動作テストは終了です。
Wagbyから住所正規化コンバータを利用する場合、この REST API 機能を使います。
Tomcat の設定
webappsフォルダの設定
web.xmlの編集
catalina.batの編集
set JAVA_OPTS=-Xmx1024m -Xms1024m
server.xmlの編集
重要
住所正規化コンバータサーバ(Tomcat)の起動
注意
動作テスト
http://localhost:8080/anorm/
http://localhost:8080/anorm/v1/anorm?zipcode=1030027
ワンポイント