一覧更新

最終更新日: 2021年10月22日

基本動作

検索画面から一覧更新画面へ遷移するボタンが用意されます。

「一覧更新へ」ボタン

一覧更新画面では表形式でデータの更新・新規登録・削除処理を行うことができます。

一覧更新画面

更新

各行がそれぞれ一つのデータに対応します。行内の入力欄を修正します。修正中のデータは "修正中" というステータスで管理されます。保存処理では、修正されたデータのみが更新されます。(修正されなかったデータは更新対象となりません。)

新規登録

各行の左側に用意された「新規」ボタンをクリックします。

削除

左側に用意された「削除」欄で、削除したいデータをチェックします。保存ボタンをクリックすることで削除されます。

保存

現在の編集状態を保存します。保存後にロックは解除されます。エラー行は無視されます。たとえば10行編集中で1行に入力エラー(例 必須入力漏れ)があった場合、保存ボタンをクリックすることで9件が保存されます。

キャンセル

すべての編集状態を解除し、元の画面(一覧表示画面)へ戻ります。途中まで編集した値は保存されません。

複数ページにまたがる修正

件数が多い場合、複数のページに分割して表示されます。ページを移動した場合でも、編集作業の内容は記憶されています。元のページに戻ると、編集中のデータが復元されます。

ロック

モデルごとに悲観ロックと楽観ロックを指定できます。

このモデルのロックを悲観ロックと指定した場合

表示されているデータが悲観ロックされます。ロックに成功した行は、他の利用者によって変更されません。

「次のページ」や「前のページ」に移動した場合、修正されたデータはそのままロックを保持し、修正されていないデータのロックは解除されます。

ページを移動した時にロックの取得に失敗した場合は、そのデータの左端にロック失敗と表示されます。その行を編集することはできません。

ロックエラー
※ このモデルの全てのデータをロックする機能はありません。

このモデルのロックを楽観ロックと指定した場合

編集中のデータであっても、他の利用者は先にデータを更新することができます。一行でも他の利用者によってデータの更新があった場合、その利用者が一覧更新画面に行った編集はすべてエラーとなります。(入力されたデータはすべて破棄されます。)

ページタイトルと説明文

ページタイトルと説明文を指定した例を示します。

ページタイトルと説明文を設定した例

設定方法

設定欄に任意の文字を指定します。説明文にHTMLタグを加えることもできます。

ページタイトルと説明文の設定

一覧表示件数の選択肢

この設定は一覧表示と同様の動作になります。詳細は"検索・一覧表示>一覧表示件数の選択肢"をお読みください。

用意されているボタン(機能)

一覧更新画面に用意できるボタン(機能)を説明します。

一覧更新画面に用意されるボタン

設定方法

画面タブ内の一覧更新タブに用意された「ボタン表示」を有効にします。

ボタン表示の設定
種別 初期状態 説明
保存 (常に表示されます。)
キャンセル 一覧表示画面へ戻ります。
新規登録 新規登録画面を用意している必要があります。

仕様と制約

編集することができない(表示のみの)項目

  • ルックアップ
  • ファイル名
  • 外部キーを指定した項目
  • 隠し項目
  • 読み込み専用項目

検索条件で絞り込んだ結果に対する一覧更新の実行

一覧更新画面では、検索条件を設定する欄は用意されません。

図1のように、検索・一覧表示画面に一覧更新画面へ移動するボタンを用いる場合は、検索画面で絞り込んだデータのみが一覧更新の対象となります。(すなわち絞り込んだデータに対して、一覧更新を行うことができます。)

メニュー画面より直接、一覧更新画面へ遷移した場合は、すべてのデータが一覧更新の対象となります。

項目同士の絞り込み設定

"他モデルの参照 > 参照モデル同士の関係性で選択肢を絞り込む > トラブルシューティング > 一覧更新画面で絞込が動作しない"をお読みください。

入力チェック

その他の制約

  • 親子モデル関係において、子モデル単体で一覧更新画面を開いたとき、新規登録ボタンは表示されません。これは(子モデルに紐づく)親モデルが存在しないためです。更新や削除は行うことができます。
  • 必須指定を行った項目は、一覧表示の設定を行うか、または「登録 - 初期データ作成」で初期値の設定を行うようにしてください。

対象とするUI

機能 標準UI スマートフォンUI
一覧更新

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