登録・更新・削除

最終更新日: 2023年6月19日

登録時に値をセットする

顧客モデル

「登録日」と「登録者」項目を用意します。いずれも登録処理のタイミングで自動的に値がセットされるものとします。

顧客モデル

「登録日」は隠し項目とします。この設定により、登録画面と更新画面には、この項目は表示されません。

登録日を隠し項目とする

同じく「登録者」も隠し項目とします。

登録者を隠し項目とする

スクリプト

  1. タイプを「モデル」とし、実行タイミング「登録」のスクリプトを作成します。
    登録時のスクリプトを作成する
  2. 項目に値をセットするため「文」ブロック群の「〜に〜をセット」ブロックを用います。
    セットブロック
  3. セットブロックの最初の空欄に、項目ブロックを設定します。
    項目ブロック
  4. 顧客モデルの登録日とします。
    顧客モデルの登録日
  5. セットする値として、操作時の日付を表す TODAY 関数を使います。
    TODAY関数
  6. 登録日をセットする文が完成しました。
    登録日をセットする文
  7. 同じように、登録者をセットする文を用意します。
    登録者をセットする文を用意する
  8. 登録者は USERINFO関数を適用します。
    USERINFO関数
  9. スクリプトを保存します。モデルに対するスクリプトには、このように複数の項目の変更文を含めることができます。
    スクリプトを保存する

実行

顧客の新規登録を行います。このとき、画面には「登録日」や「登録者」は表示されていません。

顧客の新規登録画面

登録後の詳細画面を確認します。「登録日」と「登録者」が自動設定されています。

登録日と登録者が自動設定されている

更新時に値をセットする

上の例では登録時についてのスクリプトを用意しました。同じように「更新日」「更新者」という項目を用意し、更新時のスクリプトを作成して、自動設定させることもできます。

削除

削除のスクリプトでは、削除対象のモデルへの操作を記述することはありません。(記述しても、そのデータ自体が削除されるため意味がありません。)
削除のタイミングで他のモデルを操作したい場合に利用できます。詳細はモデル操作のマニュアルをお読みください。

成功時のみ呼ばれるスクリプト

ここまで説明したスクリプトは、登録・更新・削除の「前」に実行されます。これに対して、登録・更新・削除が成功した「後」に呼び出されるスクリプトもあります。

登録後・更新後・削除後に呼び出されるスクリプトを記述する
登録後・更新後・削除後に呼び出されるスクリプトを記述する

例えばトランザクションの処理に成功した場合のみメールを送信したい場合、メール送信ブロックをこの赤枠のタイミングに用意するとよいでしょう。