初期値(登録 - 初期データ作成)

最終更新日: 2022年10月21日

設定方法

  1. モデル名の下部に用意された「スクリプト」タブを開きます。タイプを「モデル」とし、実行タイミング「登録(初期データ作成)」を指定します。
    ブロックを並べる画面
  2. ブロックを並べるための画面が提供されます。開発者が並べたブロックは、最終的にスクリプトに変換され、アプリケーションに取り込まれます。初期値の設定は「文」ブロックを使います。
    文ブロック
  3. 「モデル」ブロック群から、対象モデルのブロックをドラッグ&ドロップし、文ブロックの最初の空欄にセットします。設定したい項目を選択肢から指定します。
    設定したい項目を指定する
  4. 二番目の空欄に設定したい値を指定します。Wagbyが提供する各項目の型によって設定方法が定まります。
    型に応じて値を指定する
設定方法
文字列・テキストエリア 固定の文字列を指定できます。文字列ブロック群の文ブロックを使います。
メールアドレス 固定の文字列を指定できます。文字列ブロック群の文ブロックを使います。正しいメールアドレス形式としてください。
URL 固定の文字列を指定できます。文字列ブロック群の文ブロックを使います。正しいURL形式としてください。
数値・小数 固定の数値を指定できます。数値ブロック群の数値ブロックを使います。
日付 Wagby関数(日付時刻関数)で、戻り値が日付型の関数を使います。今日の日付を指定する場合は TODAY() 関数を使うことができます。
日付時刻 Wagby関数(日付時刻関数)で、戻り値が日付時刻型の関数を使います。今日の日付時刻を指定する場合は NOW() 関数を使うことができます。
時刻 Wagby関数(日付時刻関数)で、戻り値が時刻型の関数を使います。固定の時刻をセットするために TIMEVALUE() 関数を使うと良いでしょう。HH:MM 形式の文字列で指定してください。
リストボックス・ラジオボタン・チェックボックス・検索 参照先モデルの主キー値を指定します。例えば参照先が選択肢モデルの場合、ID値を指定します。

計算式と初期値設定の違い

計算式と初期値設定のいずれもブロックを並べて記述しますが、次のような違いがあります。

方式 計算式 初期値設定
設定方法 項目ごとに、式をセットする。一つのスクリプトで設定できる式は一つ。 「実行タイミング:登録(初期データ作成)」で、複数の項目についての式をまとめて設定する。
書き換え 不可。常に読み取り専用となる。 可能。新規登録画面を開いた時の初期値であり、利用者が値を変更できる。

動作の確認

新規登録画面を開くと、設定した初期値があらかじめ格納された状態となっています。

初期値が設定された新規登録画面