入力フィルタ

最終更新日: 2022年6月14日

[例] 検索項目へのパディング処理

動作例

商品モデルの商品コード項目を文字列型で、000000 から 999999 までの6桁のコードが割り当てられているとします。

検索条件で "1" と入力して検索すると、これを "000001" と解釈し、検索させることができます。

検索項目へのパディング処理 (1)
検索項目へのパディング処理 (2)

設定方法

"入力フィルタ(検索)" で、PADDING 関数を使います。

PADDING関数の利用

この設定は文字列、数字型項目で有効です。

[例] 文字列項目への OR 検索指定

動作例

Wagbyでは文字列項目に空白区切りで複数の文字列を入力すると、これらの文字列がすべて含まれるものを検索します。(AND 検索)

一方、検索入力欄の先頭にORと入力し、空白をあけて複数の文字列を入力すると、これらの文字列のうちひとつでも含まれるデータを検索します。(OR 検索)
文字列のOR検索ルールについてはこちらの説明をお読みください。

ここでは、複数の文字列が含まれたときに自動的に OR 検索扱いとする入力フィルタを設定した例を示します。

文字列が一つの場合の動作は変わりません。この例では氏名に "鈴木" を含むデータが検索されています。

一つの文字列での検索

二つ以上の文字列を(空白区切りで)入力したとき、自動的に先頭に "OR" を含む動作になっています。

二つの文字列での検索
自動的に先頭にORが付与される

設定方法

"入力フィルタ(検索)" で、文字列操作を行います。

ここでは入力された検索条件(氏名)が空白でなく、一つ以上の空白を含み、"OR" という文字列が含まれていないとき、先頭に "OR " という3文字('O','R',' ')を含めるようにしています。

ISINCLUDE関数の第二引数は一つの空白文字を指定しています。

FINDRE関数は文字列の検索を行います。

文字列操作のスクリプト