メッセージ,例外,ログ,終了
最終更新日: 2022年6月24日
画面にメッセージを出力することができます。
「文」ブロック群に用意された「メッセージを表示する」ブロックを使います。
利用例です。顧客モデルの住所項目に "沖縄" という文字が含まれていた場合にメッセージを表示しています。FINDRE関数の使い方はこちらをお読みください。
実行すると次のようになります。Wagbyが用意した標準メッセージの前に、開発者が用意したメッセージが表示されます。
メッセージは「正常」「警告」「エラー」の3種類が用意されています。
警告の場合、メッセージの背景色が変わります。
エラーの場合、処理自体が中断されます。次の例は、更新画面にスクリプトを用意しています。エラー時は更新処理が中断され、入力画面に戻っていることがわかります。
「業務例外を発生させる」ブロックを使うと、例外を指定することができます。例外とは、この時点でスクリプトの処理を「中断」し、エラー扱いとするものです。それまでに行っていたすべてのデータベースへの更新処理(登録、削除を含む)はキャンセルされ、処理されなかったことになります。
実行例はエラーメッセージブロックと同じです。
エラーメッセージブロックを使った場合でも、スクリプトは最後まで処理されます。例外ブロックを使うと、ここでスクリプトの処理が中断されます。残りのスクリプトは処理されません。
ログブロックを使うと、アプリケーションの動作記録(ログ)にオリジナルのメッセージを残すことができます。
ログの確認はシステム管理者が行うことができます。管理処理メニューの「システムログ閲覧」機能を使います。
タイプとキーワードを指定して検索することもできます。
ログは "正常", "警告", "エラー" というタイプを指定することができます。システムログ閲覧で検索する場合、それぞれ "INFO", "WARN", "ERROR" と指定してください。
終了ブロックを使うと、スクリプトの処理をこの時点で終了させることができます。
次の例は、アップロード更新処理であれば処理をスキップさせるものです。SCREENTYPE 関数の詳細はこちらをお読みください。
メッセージの出力
正常,警告,エラー
例外
エラーメッセージと例外の使い分け
ログ
ログのタイプ
終了