検索(初期値)

最終更新日: 2022年10月5日

設定方法

モデル名の下部に用意された「スクリプト」タブを開きます。タイプを「モデル」とし、実行タイミング「検索(初期値)」を指定します。

ブロックを並べる画面

注意

初期値を設定する項目は、検索条件が有効になっている必要があります。(検索条件ではない項目への操作は、実行時にエラーになります。)

文字、数字、日付型へ固定値を指定する

検索条件が範囲検索ではない場合、それぞれの検索条件に固定値を指定することができます。

固定値を指定する

検索画面を開くと、検索条件に初期値がセットされています。

固定値を指定した検索条件

数字、日付型へ範囲を指定する

数字や日付型が範囲検索の場合、それぞれの検索条件の「開始」「終了」をそれぞれ指定することができます。

範囲を指定するブロック

ここで用いた関数 BOMONTH, EOMONTH はそれぞれ月の月初日と、月末日を返す関数です。

数値と日付で範囲を設定した例

検索画面を開いた例を示します。

範囲を指定した検索条件

モデル参照型項目の場合

サンプルの顧客モデルに、モデル参照型項目(リストボックス、ラジオボタン、チェックボックス、検索画面)を用意した例を示します。

モデル参照型項目を用意する

スクリプトを示します。「地区」項目はチェックボックスなので、リスト作成ブロックを使って、参照先モデル(地区)の主キーの値を複数、セットすることができます。

「ログオンユーザ」項目の参照先モデル(アカウントモデル)の主キーは文字列型です。ここではUSERID関数を使って、ログオンしているアカウントを設定しています。

モデル参照型項目へ初期値をセットするスクリプト

注意

モデルの主キー項目が数値型の場合、値をセットするときには関数TOLONGで数値を囲むようにしてください。

仕様

  • はじめて検索画面を開いた時、このスクリプトが実行され、検索値がセットされます。以降は検索条件が再利用されるため、このスクリプトは呼び出されません。
  • リセットボタンをクリックするか、メニュー画面に戻ると、検索条件が初期化されます。次に検索画面を開くと、再びこのスクリプトが呼び出されます。
  • 検索条件は集計ビューやカレンダビューでも共通で利用されます。