[事例] 百万円単位での入力欄を用意する
最終更新日: 2020年3月14日
R8 | R9
プロジェクトモデルの金額項目は、入力・出力時に百万円単位の数値を扱います。しかしデータベースには "1,000,000" という数値が格納されるようになっています。
検索画面では、丸めた数値ではなく、正確な数値で検索できます。
上の例で示したプロジェクトモデルの定義を図4に示します。金額項目は「入力・出力用」用と「検索」用の二つを用意しています。
この項目は入力と出力で用いますが、検索では用いないとします。
はじめに、単位表示のために「入力フィールド」を設定し、入力欄の右側に余白を用意します。
「入力制御 > スタイル > 入力欄の後に表示する文字列」に、単位を指定します。
あわせて今回は「入力エリアのカーソル位置」を「右寄せ」とします。
「出力制御 > 詳細画面 > 数値」のフォーマットを3桁区切りとします。
「出力制御 > 詳細画面 > スタイル > ラベルの表示内容」を "金額" とします。画面に表示される項目名を "金額" に統一する意図です。(後述する、検索画面でも同様の対応を行います。)
この項目は検索用途です。入力された budget_input 項目の値に 1000000 倍した数値をデータベースに保存します。
同じように「出力制御 > 詳細画面 > 隠し項目」の設定を行います。これによってこの項目は入力、出力ともに画面には表示されません。
あわせて出力フォーマットの設定も行います。
例
定義方法
例:プロジェクトモデル
金額(入力・出力用)
金額(検索用)