R9.1.6への移行
最終更新日: 2025年1月27日
参照連動の連動元項目に式が設定されていた場合、連動元項目の計算後に再度、参照連動を呼び出します。しかしR9.1.6/R9.2.2より、その式が「定数」または「式中の項目が一つのみ、かつその項目を参照するのみ」だった場合は参照連動をスキップするように動作が変更されました。これはパフォーマンス向上のためです。
この影響で、例えば連動元項目に直接、計算式で "1" などの(参照先モデルの主キーの)値を指定している場合は、参照連動が動作しなくなります。
自動計算式ではなく、初期値(登録画面表示時、詳細画面表示時)にそれぞれ(定数または参照先モデルの主キーの)値を指定してください。
複数の繰り返しコンテナを一つのタブにまとめるレイアウトで、そのタブを表示順に沿って配置できるようになりました。これまでは常に画面下部に配置されていました。
この挙動を元に戻す、つまり常に画面下部に配置するようにする方法は次のとおりです。
参照連動の連動元項目に式が設定されていた場合の動作 (SPC13760)
回避策
複数の繰り返しコンテナを一つのタブにまとめるレイアウト (ENH13539)
R9.1.5までの挙動に戻す