R9.1.0への移行

最終更新日: 2022年1月31日

Designerのアカウント変更への対応

R9.1.0で、Designerに同梱されているユーザアカウント管理モジュール (H2 Database) が 1 系から 2 系へバージョンアップされました。これに伴い、R9.0.x までのアカウント情報が利用できなくなりました。

R9.0.xまではユーザアカウントのデータは wddb.h2.db というファイルに格納されていました。R9.1.0 以降は wddb.mv.db に変わっています。

新バージョンで、あらためて Designer からユーザの再登録を行なってください。

UI

CSSレイアウトが標準になる

新規モデル作成時、標準のレイアウトは「CSSレイアウト」になります。(旧バージョンから移行されたモデルは、以前のとおり HTML テーブルレイアウトとなります。)

デフォルトのテーマが flat_navy になる

R9.0.0〜R9.0.4まではflat_purpleでした。R9.1.0よりflat_navyに変わります。

一覧表示画面のボタン

CSSレイアウト利用時、一覧画面の「前へ」「次へ」「先頭へ」「最後へ」ボタンは非表示となります。ページネーションと統合されます。

ログオン画面の背景画像

ビルドしたアプリケーションのログオン画面の背景画像が変更されました。

データベース

MySQL

HibernateのDialectをMySQLDialect から MySQL5InnoDBDialect に変更しました。これによって create table 文の最後に ENGINE=InnoDB が付与されるようになります。

関数

CLIENTHOSTNAME 関数の実体

JFCUtils#getClientHostname メソッドを呼び出すようになりました。(R9.0.xまでは JFCUtils#getRealIP メソッドを呼び出していました。これは別に用意された CLIENTHOST 関数が利用するようになりました。)

初期リポジトリ

WebアプリケーションサーバTomcatの設定

ビルドするWagbyアプリケーションのサーバポート番号の標準値 8005 とリダイレクトポート番号の標準値 8443 がそれぞれ 18005, 18443 に変わりました。