ディスク容量の監視
最終更新日: 2022年6月21日
ある「しきい値」を超えてディスクを使用した場合、管理者に通知することができます。
利用方法
例
ディスク容量を監視して、ある閾値を超えたときに管理者にメールを送信するように設定することができます。
下図は容量が40%を超えた時にメールを送信する例です。

設定方法
- 管理者権限をもったアカウントでログオンします。
- 管理処理メニューから「ジョブ管理... > ジョブスケジュール検索」画面を開きます。
- 「登録画面へ」ボタンを押下し、ジョブスケジュールの新規登録処理を行います。
-
ジョブ名から「CheckDisk」を選択します。その下の説明欄に「ディスク容量チェック」と表示されます。
ジョブの設定 -
ジョブパラメータに、実行したいコマンドを記述します。
ここでは、「defaultCutoff」(後述)と「mail」を使用しています。ジョブパラメータの指定 - ジョブの実行スケジュールを指定します。
-
「有効」にチェックを入れます。これにより、このジョブが有効になります。
ジョブを有効にする -
このジョブを実行する管理者のアカウントおよびパスワードを入力します。
実行アカウントとパスワードを入力 -
「保存」ボタンを押してジョブスケジュールを登録します。指定した時間になると、コマンドが実行されます。
ジョブスケジュールの登録が完了した
指定できるジョブパラメータ
指定できるパラメータ(キーと値)は次の通りです。
キー(パラメータ名) | 必須 | 説明 | 値の記述例 |
---|---|---|---|
defaultCutoff | ○ | 指定した数値(パーセントを示す整数)を超えてディスクを使っている場合にログにメッセージを表示する | 90 (90%を超えて使用するとメッセージを表示) |
ジョブの実行結果はログファイル(system.log)に記載されます。
ログに表示されるメッセージ
閾値の条件に合致すると、ログに次のようなメッセージが表示されます。
Disk size is 77% full -- 769.15G of 999.53G used, 230.38G remain.
ジョブの実行を停止する
ジョブを一時的に無効にすることができます。
実行結果をメールで送信する
ジョブパラメータ mail:doNotSendEmptyMessage に true を設定すると、メッセージが空(閾値を超えていない)場合はメールの送信は行われません。
多重実行の抑制
ジョブの多重実行を行うことはできません。
あるジョブを 1 分毎に起動させるようにした場合、1 分後にこのジョブの実行が終了していなければ、新しいジョブは実行されません。
すぐに実行する
時間指定ではなく、このジョブを今すぐ実行することもできます。「ジョブの即時実行」をお読みください。
実行対象 8.3.1
オートスケール環境でない場合、常に "1インスタンス" としてください。
オートスケール環境でジョブを運用する場合、"1インスタンス" と "全インスタンス" を選択することができます。[詳細...]