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特定のファイル(またはフォルダ)をコピーすることができます。

ファイルコピージョブを用いることで、ファイル(群)を定期的に別ドライブにコピーするといった運用を行うことができます。

図1 ジョブの設定
この設定を行う前に、ジョブ実行アカウントを準備してください。
  1. 管理者権限をもったアカウントでログオンします。
  2. メニューから「ジョブ管理」「ジョブスケジュール検索」画面を開きます。
  3. 「登録画面へ」ボタンを押下し、ジョブスケジュールの新規登録処理を行います。
  4. ジョブ名から「CopyFile」を選択します。その下の説明欄に「ファイルコピー」と表示されます。
  5. ジョブパラメータを記述します。[後述]
  6. スケジュールを指定します。
  7. 「有効」フラグをチェックします。
  8. このジョブを実行するアカウントおよびパスワードを入力します。ジョブ実行アカウントの設定は「準備:ジョブ実行アカウントを利用可能にする」をお読みください。
  9. ジョブスケジュールを登録します。指定した時間になると、ジョブが実行されます。

ジョブに指定するパラメータを複数、指定することができます。 ここで指定できるパラメータは次のとおりです。

パラメータ名 必須 説明 記述例
src コピー元フォルダ(またはファイル)を指定します。なお、起点フォルダは「wagbyapp\bin」となります。 ログフォルダを指定する場合
..\logs
エクスポートフォルダを指定する場合
..\..\export
dest コピー先フォルダ(またはファイル)を指定します。なお、起点フォルダは「wagbyapp\bin」となります。 D:\backup
override コピー先に同名のファイルがあった場合、上書きするかどうかを指定します。省略時は true となります。 true
mdate 最後に更新してから、指定した日数が経過したファイルを対象とします。書式は数字を直接、記述します。 7 (※ 7日経過したファイル)
mtime 最後に更新してから、指定した時間、経過したファイルを対象とします。書式は HH:mm または HH:mm:ss が利用できます。なお mdate と併用した場合、mtime が優先されます。 3:00 (※ 3時間経過したファイル)
wildcard ワイルドカード指定で対象ファイルを指定します。 *.log (※ 末尾が log で終わるファイルを対象とする)
exclude 正規表現式でマッチしたファイルを対象外とします。なお、末尾に数字をつけて exclude1, exclude2,... と記述することで、複数パターンを指定できます。 .*zip$ (※ 末尾が zip で終わるファイルは対象外とする)
maintenance このジョブを実行する際に、メンテナンスモードに切り替えるかどうかを指定します。省略時は "true"(メンテナンスモードを適用する)となります。 false
maintenanceOption メンテナンスモード切り替え時にログオン済みであったアカウントへの対応方法を指定します。[省略可] logout : ジョブ実行前にログオンしていたアカウントを強制ログアウトさせる。
fail : ジョブ実行前にログオンしているアカウントがいれば、ジョブを失敗させる。
(省略時) : ログオンしているアカウントはそのままに、モードを切り替える。
debug ジョブ起動時、ログにパラメータ一覧および処理対象ファイル、エラーとなったファイル名をすべて記録します。有効にする場合は true と記述します。(省略時は false となります。) true
mdate, mtime, exclude 指定は、対象ファイルまたは第一階層の対象フォルダに対して適用されます。対象フォルダ内に含まれるファイルおよびフォルダは、すべて圧縮の対象となります。
ジョブの実行結果はログファイル(system.log)に記載されます。
同名のパラメータを複数定義した場合は、最後のパラメータが有効になります。

コピー元とコピー先の指定ルールは次のとおりです。

1.コピー元(src)がファイル、コピー先(dest)がファイル

記述例

src=..\aaa.txt
dest=..\bbb.txt

aaa.txt が bbb.txt にコピーされます。
override=false の場合、コピーは一回限りとなります。

2.コピー元(src)がファイル、コピー先(dest)がフォルダ

記述例

src=..\aaa.txt
dest=..\foo

aaa.txt が foo\aaa.txt にコピーされます。(フォルダ foo は事前に用意されていること)
override=false の場合、コピーは一回限りとなります。

3.コピー元(src)がフォルダ、コピー先(dest)がフォルダ、ワイルドカードを指定する

記述例

src=..\logs
dest=..\logs2
wildcard=*.log

logs\*.log ファイルが logs2 へコピーされます。(フォルダ logs2 は事前に用意されていること)
override=false の場合、コピーは一回限りとなります。

4.コピー元(src)がフォルダ、コピー先(dest)がフォルダ、destが存在しない

記述例

src=..\logs
dest=..\logs2

logs2 フォルダが存在しない場合、logs2 フォルダが作成されます。 logs 以下のすべてのファイル、フォルダが logs2 にコピーされます。
(例:logs\system.log => logs2\system.log)

override=false の場合、コピーは一回限りとなります。

5.コピー元(src)がフォルダ、コピー先(dest)がフォルダ、destが存在する

記述例

src=..\logs
dest=..\logs2

logs2 フォルダが存在する場合、logs2\logs フォルダが作成されます。
(例:logs\system.log => logs2\logs\system.log)

override=false の場合、コピーは一回限りとなります。

このため、初回が 4. のケースでも、二回目以降は 5. が適用されることになります。 (初回のジョブで logs2/system.log が作成されたあと、二回目のジョブで logs2/logs/system.log が作成されることになります。) 従って 4. の運用では、logs2 が作成されたあとフォルダ全体を zip 化するなどして logs2 を消去するなどが良いでしょう。

ジョブを一時的に無効にすることができます。

  1. 管理者権限をもったアカウントでログオンします。
  2. メニューから「ジョブ」「ジョブスケジュール検索」画面を開きます。
  3. 該当する「ジョブスケジュール」を検索し、更新画面を開きます。
  4. 「有効」フラグについているチェックをはずし、保存します。
    図2 ジョブを無効にする

ジョブの実行結果をメールで送信することができます。

ジョブの多重実行を行うことはできません。

あるジョブを 1 分毎に起動させるようにした場合、1 分後にこのジョブの実行が終了していなければ、新しいジョブは実行されません。

時間指定ではなく、このジョブを今すぐ実行することもできます。「ジョブの即時実行」をお読みください。