インストール

ネットワーク環境によっては、拡張子 ".exe" 版をダウンロードした場合でも、".zip" に置換されることがあります。その場合は手動で拡張子を ".exe" に変更してインストールしてください。
  • ダウンロードが途中で停止した可能性があります。再度、ダウンロードをお試しください。
  • システム管理者ではないアカウントでWindows OSにログオンしている場合、C:ドライブの直下や、Program Filesといったいくつかのフォルダへの直接の書き込みが行えません。ログオンしているアカウントに許可されたフォルダ(Usersフォルダ内の、アカウント名フォルダ)に解凍するようにしてください。
  • お使いのコンピュータの言語環境を確認します。Windows OS における「システム」の「地域オプション」が「日本語」になっているかどうかを念のためご確認ください。
 
  
ダウンロードしたファイルが破損している可能性があります。ブラウザの一時ファイルとクッキーを削除してから、再度ダウンロードを行ってください。  
  
フォルダ名に日本語文字(漢数字や全角のカッコなど)やスペースが含まれている場合、Java がフォルダ名に含まれる日本語文字を解釈できない場合があります。フォルダ名は半角英数字のみの構成としてください。  
  

WagbyDesigner

  • お使いの PC に Java がインストールされていないか、Javaの環境設定が不足している可能性があります。環境変数JAVA_HOMEが正しく(インストールした)Java を指しているかどうか、チェックしてください。
  • インストールした Java は 8 以上かどうかを確認ください。7 までの Java では動作しません。
  • インストールした Java は JDK(開発版)かどうかを確認ください。Wagbyは「開発ツール」のため、JDK が必要です。JRE(実行環境)のみがインストールされている場合、WagbyDesigner は動作しません。
  • 環境変数 CATALINA_HOME または TOMCAT_HOME が設定されていると起動が行えないことがあります。この環境変数を削除してください。
  • Wagbyをインストールした開発機のメモリが不足し、起動に失敗している可能性があります。実メモリが8Gバイト以上搭載されていることをご確認ください。
  • インストールした Java が 32bit 版の場合は起動できません。
  • フォルダのパス中に日本語が含まれている場合、起動に失敗することがあります。(例:C:\xxx\日本語\Wagby-8.0)
  • コマンドプロンプトを開きます。cdコマンドを使って wagbydesinger/bin フォルダに移動します。そこで "catalina.bat run" と入力し、実行します。そこで出力されるエラーメッセージから、環境設定に関する原因を探ることができます。
  • ウィルスチェックソフトやファイアウォールソフトを一時停止してお試しください。これで起動する場合、利用しているこれらのソフトを別のものに変えるか、または動作するPCを変更してください。
ビルドしたアプリケーションを停止させます。その後、Designerで「フルビルド」を行ってください。  
  
  • WagbyDesigner の起動ディレクトリは wagbydesigner/bin であることを前提にしています。wagbydesigner/binディレクトリへ移動後に startup.bat (LinuxおよびMac OS Xではstartup.sh) を実行していることを確認ください。
  • インストールフォルダに wagby-licensekey.xml というファイルが存在し、かつ、読み込み設定がされていることを確認してください。
  • Wagbyをインストールしたフォルダのパス中に日本語が含まれている場合、読み込みがエラーになることがあります。(例:C:\xxx\日本語\Wagby-8.0.0)
  • ウィルス対策ソフトの影響で動作が不安定になることがあります。一度、ウィルス対策ソフトを無効にして動作するかどうかをご確認ください。
 
  
システム・リソースが不足しています。
詳細は次のスタック・トレースで調査してください。
java.lang.OutOfMemoryError: GC overhead limit exceeded

WagbyDesignerでのビルド処理でメモリが不足しています。ビルド時のメモリサイズを調整する をお読みください。

 
  

wagbydesiger/logs/system.log ファイルを確認してください。エラーメッセージからわかることがあります。

このリポジトリはプロジェクトライセンス用に作成された定義なので無制限開発ライセンス環境では読み込むことができません。

ライセンスキーをプロジェクトライセンスから無制限開発ライセンスに変更した場合、これまで利用していたリポジトリを無制限開発ライセンス用に変換する必要があります。詳細はWagby販売パートナーにお問い合わせください。

このリポジトリは無制限開発ライセンス用に作成された定義なのでプロジェクトライセンス環境では読み込むことができません。

無制限開発ライセンスと、プロジェクトライセンスは併用することができません。

このマシンはライセンスキーファイルによって認められた開発機とは異なっています。

異なるPC用のライセンスキーが利用されています。正しいライセンスキーをコピーしてください。

このリポジトリは異なる無制限開発ライセンス用に作成された定義なので読み込むことができません。

このリポジトリはお使いのPCで読み込むことはできません。リポジトリの変換が必要となりますので、Wagby販売パートナーにお問い合わせください。

その他

一定時間が経過すると、ローカルフォルダの中身を暗号化する仕組みを導入していたお客様環境で生じていました。Wagbyをこのような暗号化の対象外とすることで解決しました。

 
  
  • 実搭載メモリが少ないと、ビルド時間が遅くなります。開発機には8Gバイト以上のメモリを搭載することを推奨しています。
  • ウィルスチェックソフトに、Wagby インストールフォルダを「チェックの対象から除外」することで、ビルドが高速になる場合があります。
  • Designerのモデル一覧で「ビルド対象」を個別に指定することができます。開発中のモデルだけを選択することでビルド時間を短くすることができます。
  • HDDに代わってSSDを利用することで、ビルド時間をさらに高速化することができます。
  • より高速なCPUを利用することで、ビルド時間をさらに高速化することができます。
 
  
  • WagbyDesignerとは別に、テキストエディタなどで Wagby 関連のファイルを開いている場合、ファイル操作でエラーになる場合があります。開いているファイルを閉じてから差分ビルドを行ってください。
  • 過去のバージョンの Wagby で、差分ビルドの不具合が生じる場合がありました。最新の Wagby へバージョンアップすることで解決できる可能性があります。最新版をお試しください。
 
  
/etc/sysconfig/network に記載した HOSTNAME が解決できない場合にビルド処理が動作しなくなったという報告が寄せられました。このケースでは、/etc/hosts にレコードを追加するなどの対応を行なうことで解決しました。  
  
Designerのログオンユーザ情報を管理しているファイルが破損した可能性があります。別途、Wagbyを(別の作業用フォルダに)新規インストールし、初期状態のユーザ情報管理ファイルをコピーしてください。
R9.0.xまでは、wagbydesigner/webapps/wagbydesigner/WEB-INF/data/wddb.h2.db になります。
R9.1以降はwagbydesigner/webapps/wagbydesigner/WEB-INF/data/wddb.mv.db になります。  
  

ビルドしたアプリケーション

  • ビルドしたアプリケーションの起動に失敗している可能性があります。コマンドプロンプトを開きます。cdコマンドを使って wagbyapp/bin フォルダに移動します。そこで "catalina.bat run" と入力し、実行します。そこで出力されるエラーメッセージから、環境設定に関する原因を探ることができます。
  • ブラウザのアドレスバーに入力するサーバ名やポート番号の記述ミスがないかどうかを確認してください。別のブラウザ(または別のマシン)からは接続できる、という場合はサーバの問題ではなく、クライアントPCの問題になります。
  • どのPCからも接続できない場合、サーバ(アプリケーションを起動した本番機)のファイアウォールの設定をご確認ください。ファイアウォールが接続を受け付けないようになっている可能性があります。
  • 社内ネットワーク環境によっては、「プロキシサーバ」が介在することによって Wagby アプリケーションとの接続ができない場合があります。ネットワーク管理者に確認し、プロキシサーバがあるかどうか、その場合はプロキシサーバの設定変更によって Wagby アプリケーションを接続できるようになるかをお尋ねください。
  • アプリケーションを実行したPC (開発機または本番機)にインストールした Java のバージョンと種別を確認してください。Wagby が対応する Java のバージョンより古いものでは動作しません。また、JRE では動作しません。JDK が必要です。
  • 外部データベースを利用している場合、データベースが起動しているかを確認してください。起動している場合、check_db.bat を使って接続できることを確認してください。接続できる場合、必要なテーブルが作成されているかどうかを確認してください。juserなどの(Wagbyが提供する)システムテーブルが存在しないか、または古い場合、エラーになります。
 
  
  • ウィルス対策ソフトの影響で動作が不安定になることがあります。一度、ウィルス対策ソフトを無効にして動作するかどうかをご確認ください。
  • またはウィルス対策ソフトで「除外するファイル(フォルダ)」として、Wagbyをインストールしたフォルダを指定してください。「除外するプロセス」も指定できる場合は、"java" を除外してみてください。
  • メモリが不足している可能性があります。Designerが利用するメモリを増やしてお試しください。
 
  
メモリが足りません。JVM最大ヒープメモリサイズを増やしてお試しください。 (搭載されているメモリを超える数字を超える値を設定することはできません。メモリについてよくわからない場合は、Wagby販売代理店へお問い合わせください。)  
  
  • ウィルスチェックソフトのリアルタイムスキャンが問題になっている可能性があります。同機能を停止してお試しください。原因がウィルスチェックソフトの場合、除外フォルダに Wagby を指定してください。
  • Wagbyアプリケーションの起動フォルダが誤っている可能性があります。startup.bat (または startup.sh) を実行するフォルダは wagbyapp/bin としてください。wagbyapp では、ありません。
 
  

その他

Wagbyをバージョンアップしたとき、利用者のWebブラウザに古いファイルが読み込まれ、画面表示が正しく行われない場合があります。

Webブラウザの「キャッシュ」をクリアすることで改善される場合があります。また、SHIFT キー押下とリロード(再読み込み)ボタンのクリックを同時に行うことで、改善される場合があります。

これらを行っても改善しない場合、キャッシュファイルの強制削除という方法ももあります。

Google Chrome の「キャッシュの消去とハード再読み込み」方法

Google Chrome のキャッシュクリアが効かない場合、次の手順をお試しください。

  1. Chrome の「デベロッパーツール」を開きます。アドレスバー右横のメニューボタンから「その他のツール > デベロッパーツール」を選択、もしくは WagbyDesigner を開いているブラウザウィンドウ上でマウスの右クリックから「検証」を選択します。
  2. デベロッパーツールを開いた状態でブラウザウィンドウのリロードボタンを長押しして表示されるメニューから「キャッシュの消去とハード再読み込み」を選択します。

注意

ご注意ください。「お気に入り Web サイトデータを保持する」にチェックを付けると、その URL がお気に入りに追加されている場合にキャッシュがクリアされません。Wagby Designer およびビルドした Web アプリケーションは適用対象外としてください。

 
  

いますぐ始めよう

Wagby EE トライアルキットを無償でダウンロードできます。
実践的な業務アプリケーションを開発できるチュートリアルもご用意していますので、
ぜひお試しください。