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Wagby をご使用できる環境についてご説明します。

開発者は Java (*1) をインストールした PC にWagby開発キットをインストールしてください。これでWagbyによるアプリケーション開発を行うことができます。

作成した Web アプリケーションはクラウド環境でも、オンプレミス(自社サーバ上)でも動作させることができます。

1. Java は 8 以上のバージョンで、64bit 版をご利用ください。(32bit 版ではご利用いただけません。) OpenJDK もご利用いただけます。

Wagby の動作環境は次のとおりです。

開発用PC
Wagby で Web アプリケーションを開発する PC です。 開発者はこの PC に Wagby をインストールして、開発を行います。
本番運用サーバ
Wagby で開発した Web アプリケーションを稼働させるサーバです。
利用者PC
Web アプリケーションを閲覧、操作する利用者 PC(クライアント機)です。 本番運用サーバとはネットワーク接続されている必要があります。
PCで動作させる場合、Excel (または Excel ファイルを開くことができるソフトウェア)を用いた帳票出力機能を利用できます。(必須ではありません)

OS

Wagby による Web アプリケーション開発を行う PC には、次の OS をご用意ください。(*2)(*3)

  • Windows 10
  • Windows 8.1
  • Windows 7 SP1
  • Mac OS X
  • Linux
2.64ビット版 OS を利用してください。32 ビット版は、Java が利用できるメモリの上限に限界があるため、ご利用いただくことができません。
3.OS は常に自動更新を有効にしたときの最新版をご利用ください。メーカーがサポートを終了した OS のご利用は Wagby のサポート対象外となります。

Webブラウザ

Wagby開発キットには、リポジトリ(設計情報)を入力するための「Wagby Designer」というソフトウェアが同梱されています。この操作のために、Google Chromeをご用意ください。

メモリ

Wagbyの開発時に1.5Gバイト以上のメモリが必要となります。そのため開発機には2Gバイト以上のメモリを搭載するようにしてください。推奨は4Gバイト以上です。

実行環境 (Java)

Wagby 開発キットを動作させるためには Java が必要になります。Java のバージョンは本番運用サーバとあわせてください。(*4)

4. 例えば、開発機が Java 9 で、本番運用サーバが Java 8 という組み合わせでは動作しません。新しい方(この場合は Java 9)に合わせてください。

データベース

本番運用サーバで利用できるデータベース情報をお読みください。

なお、開発時にはこれらのデータベースがなくても開発を進めることができます。(Wagby開発キットに付属している内蔵データベースを用いて開発を行うことができます。)(*5)

5. 開発時は(Wagbyに同梱されている)内蔵データベースをお使いいただいた場合でも、本番運用時には上記データベースをご利用ください。内蔵データベースでの本番運用はサポート対象外となります。

OS

Wagby で開発した Web アプリケーションは次の OS 上で稼働します。(*6)(*7)

  • Windows Server 2016 (64bit Java)
  • Windows Server 2012/2012 R2 (64bit Java)
  • Windows Server 2008/2008 R2
  • Solaris
  • Linux
6. Windows Server は別途、CAL が必要になります。詳細は Wagby パートナーへご相談ください。
7. Wagby をインストールする場合、システム管理者権限をもったユーザーで Windows OS にログオンする必要があります。

実行環境 (Java)

Wagby で開発したアプリケーションを動作させるためには 64bit 版の Java が必要です。(*8)(*9)(*10)

8. Java 9 を利用する場合、追加の対応が必要です。[詳細...]
10. OpenJDK もご利用いただけます。

データベース

標準で Oracle 9i/10g/11g/12c, SQLServer 2005/2008/2008 R2/2012/2014/2016, DB2, DB2 AS/400, PostgreSQL 8/9, MySQL 4/5/6, DBMaster/DBMaker をサポートしています。(DB2およびDBMaster/DBMakerは対応できるパートナーが限定されます。詳細はお問い合わせください。)

上記以外でも JDBC 4 規格に準拠し、Hibernate 5.1 用の Dialect (方言) が用意されたデータベースを利用できます。詳細は Wagby パートナーにお問い合わせください。

Webアプリケーションサーバ

Wagby には Tomcat というオープンソースの Web アプリケーションサーバ製品が同梱されています。別途ご用意頂く必要はありません。(*11)

11. Wagby に同梱されている Tomcat ではなく、既存の Tomcat をご利用いただくこともできます。この詳細は Wagby パートナーにお問い合わせください。

その他の情報

  • 1 ライセンスで利用できる(インストールできる)本番運用サーバは 1 台です。仮想 OS 上でご利用の場合は、仮想 OS が 1 サーバとなります。
  • メモリの搭載容量が大きいほど、開発・運用できる Web アプリケーションの規模を高めることができます。
  • 必要なハードウェア性能は認証接続ライセンス数や、格納データ容量によって異なります。ある程度、余裕をもってご用意されることを推奨します。
  • バックアップ装置にはテープドライブや CD/DVD, 別のディスクドライブなど、さまざまな選択肢があります。詳細はハードウェアベンダと相談してください。

クラウド環境の利用

サーバをご用意することなく、クラウド上で Wagby で開発したアプリケーションを動作させることもできます。対応するクラウド環境の詳細などは、Wagby パートナーへお問い合わせください。

Web アプリケーションを閲覧、操作する利用者PC(クライアント機)は、LAN またはインターネットに接続されている必要があります。

クライアント環境の OS は特定しておりません。また、利用者PCへの特別なソフトウェアは不要です。

Webブラウザ

  • Google Chrome
  • Microsoft Internet Explorer 11
  • Microsoft Edge (Windows 10)
  • Mozilla Firefox
  • Apple Safari

Excel

Wagby では Web アプリケーション上で Excel のファイルを生成し、これを利用者端末でダウンロードするという機能が標準で提供されています。生成する Excel のレイアウトは開発者の方で設計することができます。

ここでダウンロードしたファイルを、各利用者端末にインストールされている Excel(または Excelファイルを開くことができるサードパーティ製ソフトウェア)を用いて開き、プリンタに印刷することにより、帳票機能を実現しています。

各利用者端末にインストールされている Excel は、マイクロソフトがサポートしているバージョンであれば、いずれでもお使いいただけます。(サポート終了の Excel はお使いいただくことができません。)

スマートフォン

次のスマートフォンをご利用いただけます。

  • iPhone/iPadシリーズ (最新の iOS を搭載していること)
  • Android スマートフォン/タブレット (最新の Android OS を搭載していること)
Wagbyのスマートフォン対応は、スマートフォンに同梱されているWebブラウザを使います。

本番環境におけるWindows 8.1/10 の扱いについて

Windows 8.1/10 はクライアントOSとして設計されているため、サーバ利用に際しては制限があります。詳細は下記のページをご覧ください。

このため、弊社ではこれらの OS を本番運用サーバとして指定しておりません。 お客様の判断でご利用いただいた場合でも、弊社の公式サポート対象ではございませんので、あらかじめご了承ください。

その他のドキュメント

Wagby の運用方法に関するドキュメントを提供しています。詳細は"運用"のページをお読み下さい。

2017年9月より、Javaは新しいリリースモデルに沿ってバージョンアップが行われることになりました。6ヶ月ごとにバージョンアップされることと、3年ごとに「LTS (Long Term Support)」がリリースされます。

詳細はこちらの記事をお読みください。

この Java バージョンアップサイクルに関する Wagby の対応は次の通りです。

  • Wagby は Oracle JDK/Open JDK のいずれもサポートします。
  • Wagby R6 は Java 6/7/8 までをサポートします。Java は 6 の機能までを使っています。(Java 7,8の機能は使っていません。)
  • Wagby R7 は Java 7 以上をサポートします。ただしWagbyが提供する「スクリプト (サーバサイドJavaScript)」を活用するために Java 8 の利用を推奨しています。Java 9 以降に含まれる Java の新機能は利用しません。
  • Wagby R8 は Java 8 以上をサポートします。ただし Java 9 以降で Java に含まれる新機能は "LTS" 版に含まれるものに限定されます。具体的には Java 9,10 に含まれる Java の新機能は使いません。Java 11 は LTS 版なので、Java 11 の新機能を Wagby R8 に含める予定です。Java 11 の新機能を取り入れた Wagby R8 は、これ以降 Java 11 以上で動作するようになります。
  • Wagby R8 マイナーバージョンアップ時は Java LTS 版とその時点の最新のバージョンのJavaでの動作を確認し、サポート対象とします。
  • 対応するJavaのバージョンはSpringやHibernateなど、ベースとしているライブラリに依存します。そのため最新の(新しすぎる)Javaには、すぐに対応できない可能性もあります。あらかじめご了承ください。
  • Wagbyが採用しているライブラリのEOL (End Of Life) により、Wagbyのバージョンアップは継続するものの、含まれているライブラリのバージョンアップが先行して終了する可能性もあります。これは保守モードに入った Wagby R7 で今後、生じる可能性があります。このためいずれかのタイミングで R7 から R8 へのアップデートを計画するようにしてください。

以上を整理し、Wagbyをご利用されるお客様は、ご利用になる Java を次のように定めてください。

  • Oracle による Java 8 無償サポートは 2019年1月まで継続される。Wagby R8 はそれまで Java 8 をサポートする。
  • 2019年1月以降、2021年9月に Java 17 (LTS) がリリースされるまで、Wagby R8 がサポートする Java は 11 以上になる。
  • 6ヶ月毎にリリースされる LTS でない Java を利用することもできるが、Wagby のマイナーバージョンアップで動作確認する Java は LTS と、その時点での最新の Java に限定されることに留意する。