削除

最終更新日: 2024年12月27日
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詳細表示画面

詳細表示画面で削除ボタンを用意することができます。標準では「表示する」設定となっています。

削除ボタンの設定(詳細表示)

一覧表示画面(一括削除)

一覧表示に一括削除ボタンを用意することができます。

削除ボタンの設定(一覧表示)

顧客モデルに一括削除ボタンを用意した例を示します。

一覧表示の先頭行に用意されたチェックボックスは全選択を行います。二行目以降のチェックボックスは個別データの選択を行います。

一括削除を有効にした一覧表示

図4は最初の三行を削除対象として指定した例です。選択後に「一括削除」ボタンを押下します。確認ダイアログが表示されますので「OK」を押します。

選択後に一括削除ボタンを押下する

選択したデータを削除しました。

選択データを削除した

全選択チェックボックスの影響範囲

全選択チェックボックスは、表示されているデータのみを対象とします。複数ページにまたがった検索結果があった場合でも、現在表示されているページのみとなります。

よって一括削除ボタンも、表示されているページで選択されたデータが対象になります。

削除後に遷移する画面

  • 一覧表示画面の一括削除ボタン押下後は、同じ一覧表示画面に遷移します。
  • 詳細画面の削除ボタン押下後は、ぱんくずリストを辿って最初に見つかった詳細画面へ遷移します。詳細画面の遷移を行っていない場合は、同モデルの一覧表示画面に遷移します。

参照されているデータを削除させない9.3.0

削除時の被参照チェックを行うことができます。次の例は「業種」モデルのデータを削除しようとしたとき、別のモデルがこのデータを参照しているため削除処理が失敗しています。(失敗していることが正常な動作 = 参照されているため削除させたくない、となります。)

削除対象のデータが参照されている

設定方法

"環境>カスタマイズ>詳細>削除時の被参照チェックを行う" を有効にします。(この設定を切り替えるとフルビルドになります。)

削除時の被参照チェックを行う

ただし次のモデルは除きます。

  • 参照先モデルがサブモデルの場合(は、被参照チェックは行われません。)
  • 参照先モデルがカスケード削除の対象モデルの場合(は、被参照チェックは行われません。)

※ これらを強制的に解除し、被参照チェックを行うようにする方法をこのあと説明します。

除外ルール

項目毎に適用を除外する

この設定を "行わない" とすると、この項目の参照先モデルについての被参照チェックを行わないように制御することができます。
今回の例では「業種」モデルを参照している「顧客」モデルの「業種」項目に、被参照チェックを行わないという除外ルールを指定します。

削除時の被参照チェックを行わない

モデル毎に適用を除外する

"画面>その他>モデルの関連性>削除時の被参照チェックを行う" を"チェックしない"にします。このモデルは被参照チェックを行わないようになります。

削除時の被参照チェックを行わない

強制ルール

強制的に被参照チェックを行う

"画面>その他>モデルの関連性>削除時の被参照チェックを行う" 設定が空白(未設定)のとき、参照先モデルがサブモデルまたはカスケード削除の対象モデルの場合、被参照チェックの対象外となります。
これを強制的に(被参照チェックを)行うように変更することができます。"画面>その他>モデルの関連性>削除時の被参照チェックを行う" を"チェックする"にします。

削除時の被参照チェックを行う

まとめ

削除時の被参照チェックを行う条件をまとめます。

  1. "環境>カスタマイズ>詳細>削除時の被参照チェックを行う" が有効になっていること。
  2. (参照元モデルの)項目毎の適用除外がなされていないこと。具体的には、この設定がチェックされていないこと。
  3. (参照先モデルの)モデル毎の適用除外がなされていないこと。具体的には、この設定が空欄であること。
  4. 参照先モデルがサブモデルでなく、カスケード削除の対象モデルでもないこと。または(参照先モデルの)モデル設定が"チェックする"となっていること。