定義方法
モデルの定義
「物品購入伺い」モデルの定義は次のとおりです。このモデルにワークフローを適用します。
「金額」項目は、値の変更時に画面を再描画するとします。
アカウント
次の5つのアカウントを用意します。
アカウント | 氏名 |
user1 | ユーザー1(申請者) |
user2 | ユーザー2 |
user3 | ユーザー3 |
user4 | ユーザー4 |
ルール
申請時に、どのワークフローが適用できるかは次のルールとします。
金額 | フロー1 | フロー2 | フロー3 |
10万円未満 | ○ | - | - |
10万円以上20万円未満 | - | ○ | - |
20万円以上 | - | - | ○ |
フロー参加者設定
ビルドしたアプリケーションで、「フロー参加者設定」を用意します。上記ルールを適用します。
"営業一部物品購入伺いフロー1" は、10万円未満用のフローとします。ノードは2つです。
"営業一部物品購入伺いフロー2" は、10万円以上20万円未満用のフローとします。ノードは3つです。
"営業一部物品購入伺いフロー3" は、20万円以上用のフローとします。ノードは4つです。
ワークフロー設定
上の3つのフローを、「物品購入伺い」に紐づけます。
"営業一部物品購入伺いフロー1" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
return kian.price < 100000
"営業一部物品購入伺いフロー2" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
return kian.price >= 100000 && kian.price < 200000
"営業一部物品購入伺いフロー3" の設定で、「有効条件」として次の式を設定します。
return kian.price >= 200000
ここまでで、3つのワークフロー設定を用意しました。
このように「有効条件」を設定すると、この条件に合致した場合に、申請フローの選択肢として画面に表示されるようになります。