WAGBY11 MANUAL / 29
用語集
Wagby11のマニュアルに登場する特徴的な用語を、意味と関連ページの表でまとめます。
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Wagby11のマニュアルに登場する用語を、使われる場面ごとにまとめます。同じ用語でも一般的な意味より範囲を絞って使う場合があるため、この表ではWagby11での意味を説明します。詳しい設定や制約は各行の関連ページを参照してください。
1. 開発と設計情報
| 用語 | Wagby11での意味 | 関連ページ |
|---|---|---|
| AppSchema | モデル、項目、権限、画面などを表す設計情報。Wagby11はこの情報からDB・REST API・Web UIに必要な成果物を生成します。 | Wagby11で実現できること |
| 生成(コード生成) | AppSchemaを検証し、アプリケーションに必要なソースコードや定義を作る処理。定義を変えた後は、再生成と必要なビルド・再起動を行います。 | AIへの指示からアプリケーションを作る流れ |
| モデル(エンティティ) | 顧客・商品・受注など、管理するデータの単位。AppSchemaではentityとして定義します。 | 管理するデータをモデルとして定義する |
| 項目(属性) | 商品名や単価など、モデルが持つ情報。型、長さ、必須条件などを設定します。AppSchemaではattributesに定義します。 | モデルの項目を定義する |
| ドメイン | モデルを「営業管理」「会計管理」などの業務領域で分類する情報。現時点では生成アプリの動作に影響せず、設計情報の整理に使います。 | ドメインでモデルを分類する |
| 表示名 | 画面で利用者に見せるモデルや項目の名前。英語識別名やDB物理名と分けて設定できます。 | モデルと項目の名前を決める |
| 英語識別名(name_en) | 設計情報やAPIなどでモデル・項目を識別する名前。生成Java名と同じ表記になるとは限りません。 | モデルと項目の名前を決める |
| DB物理名(rdbname) | DBに保存するテーブル・列の名前。英語識別名から自動で決める方法と、個別に指定する方法があります。 | モデルと項目の名前を決める |
| migration_id | モデル・項目の名前や配置を変えても同じ定義として追跡する内部ID。通常は自動付与され、同じモデル・項目では既存の値を保持します。 | モデルと項目の名前を決める |
| 主キー・複合主キー | 一件のデータを区別する項目。複数の項目の組み合わせで区別する場合は複合主キーと呼びます。 | 主キーを設定する |
| 監査項目 | 登録者・登録日時・更新者・更新日時を自動記録する項目。データの所有者を表す情報とは役割が異なります。 | 登録者・更新者と日時を記録する |
| システムモデル | アカウントのjuser、グループのjgroup、ロールのjroleなど、利用者や権限の管理に使う標準のモデル。 | システムユーザーとロールを扱う |
2. 参照・親子関係と計算
| 用語 | Wagby11での意味 | 関連ページ |
|---|---|---|
| 参照 | 別モデルのデータをキーで関連付けること。画面では名称などを表示し、内部では選んだデータを識別するキーを保持します。 | モデル同士を関連付ける |
| 複数参照 | 一件のデータに複数の参照先を関連付けること。複数選択チェックボックスなどで候補の集合を選びます。 | 複数選択チェックボックスを使う |
| ルックアップ | 選んだ参照先から、名称・単価など別の項目の値を取得する機能。取得する欄は表示専用です。 | ルックアップで名称や単価を取得する |
| ルックアップの値保存・キー保存 | 値保存は取得した値そのものを残し、キー保存は取得先の主キーを残して現在値を表示する方法。取得した値を保存しない構成もあります。 | 参照先から取得する値を保存する・保存しない |
| 多段ルックアップ | 顧客から会社、会社から親組織へ進むように、複数段の参照経路をたどって値を取得する機能。 | 参照を複数段たどって値を取得する |
| 参照元トレースリンク | 参照項目を持つデータの詳細から、その項目が指す参照先の詳細へ移動するリンク。 | トレースリンクで関連データを開く |
| 親子関係・枝番 | 受注と明細のような関係。このマニュアルでは、親を参照する項目と、親の中で明細を区別する枝番を、子の複合主キーにする構成を扱います。 | 親子関係を定義する |
| 親子同時保存 | 親のフォームで子の明細も入力し、親と子をまとめて登録・更新する機能。 | 親子モデルを同時更新する |
| テーブル共有 | 複数のモデルが同じDBテーブルを利用する構成。別テーブルへのコピーではなく、共通の保存先を使います。 | 複数のモデルで同じDBテーブルを使う |
| 保存時計算 | 登録・更新で保存する際に値を計算し、計算結果を保存すること。 | 保存時に計算する |
| 表示時計算 | 画面へ表示する際に値を求めること。表示用の計算結果をDBへ保存する必要がない場合に使います。 | 表示時に計算する |
| 文字集合・preset | 使用できる文字の集まり。標準文字集合や個別文字を組み合わせ、名前を付けたpresetを複数項目の入力チェックから共用できます。 | 案件固有の文字集合でチェックする |
3. 画面・検索と出力
| 用語 | Wagby11での意味 | 関連ページ |
|---|---|---|
| 標準画面 | モデルと権限・画面設定に基づいて用意する登録・検索一覧・詳細・更新などの画面。 | 標準画面を用意する |
| 画面アクション | 画面に追加する操作ボタンなどの定義。表示条件・選択可否・確認メッセージ・画面遷移などを設定します。 | 画面アクションのボタン・条件・確認メッセージを設定する |
| サブウィンドウ検索(search-dialog) | 参照項目の候補を別の選択用画面で検索し、選んで元の画面へ戻る機能。 | サブウィンドウ検索で選択する |
| サジェスト検索 | 名称の一部を入力すると候補を表示し、その中から参照先を選ぶ機能。 | サジェスト検索で候補を選択する |
| 名前付き検索ビュー | 「自分の未完了文書」など、固定条件を持つ検索の入口。画面で入力した条件は固定条件と組み合わせます。 | 名前付き検索ビューを用意する |
| モデル横断の全文検索(全体検索) | 複数モデルを同じキーワードで検索する機能。検索対象に設定した文字列項目などから探します。 | モデル横断の全文検索を使う |
| 一覧更新 | 一覧形式の画面で複数行を追加・変更・削除し、まとめて保存する機能。 | 一覧で複数行を追加・変更・削除する |
| 論理削除 | DBの行を残して削除状態を記録し、通常の検索・参照から除外する方法。復元画面を自動で用意する機能ではありません。 | 論理削除を使う |
| ダッシュボード部品(ウィジェット) | ダッシュボード上の一つ一つの表示枠。数値、表、棒グラフ、折れ線を配置できます。 | 表示部品を配置する |
| マップビュー | 緯度・経度を持つデータを地図上の地点として表示する画面。地図と結果リストから対象データへ進めます。 | 所在地をマップビューに表示する |
| ジオコーディング | 住所から緯度・経度を取得すること。住所入力欄の操作で取得し、確認して保存できます。 | 住所から緯度経度を取得する |
| 帳票ジョブ | PDF帳票をバックグラウンドで生成する処理。共通の帳票ジョブ画面から状態を確認し、完成したPDFを取得します。 | 帳票ジョブの状態を確認してPDFを取得する |
| プロダクトツアー | 画面の項目やボタンを順番に強調して、操作を案内する機能。ヘッダーの「操作ガイド」から利用できます。 | プロダクトツアーで操作を案内する |
4. 利用者・権限とワークフロー
| 用語 | Wagby11での意味 | 関連ページ |
|---|---|---|
| ロール | 利用者の業務上の役割。モデルごとの操作権限と組み合わせ、アカウントへ割り当てます。 | ロールを定義する |
| パーミッション | 操作などの許可を表す権限情報。アカウント・ロールと組み合わせて管理します。 | システムユーザーとロールを扱う |
| CRUD権限 | モデルに対する登録・参照・更新・削除の操作許可。ロール別に設定します。 | CRUD権限を設定する |
| 所有者・所有グループ | データが誰・どのグループに属するかを示す情報。本人・部門などのアクセス範囲の判断に使い、登録者の監査情報とは別に管理します。 | 所有者・所有グループを扱う |
| データスコープ | 操作できるデータの範囲。本人、所属グループ、配下グループを含む範囲などを操作別に指定します。 | データスコープで操作範囲を限定する |
| メニュー認可 | 利用者の権限に応じてメニューの入口を表示する制御。操作そのものの権限もあわせて設定します。 | メニュー認可を設定する |
| 承認経路 | 申請を確認する段階と担当者の並び。申請内容の条件によって必要な段階を実行できます。 | 承認経路と条件を設定する |
| 承認人数の条件 | 承認段階が完了するための条件。候補者の誰か1人、全員、指定人数などを使い分けます。 | 承認人数の条件を設定する |
| 代理承認 | 指定期間・経路の承認を他の利用者へ委任する機能。元の担当者と実際の操作者を区別して記録します。 | 代理承認を設定する |
| ワークフローのToDo | 自分が対応する申請・承認などの対象を確認し、必要なデータへ進むための案内。 | 状態・履歴・ToDoを確認する |
5. 運用とJava拡張
| 用語 | Wagby11での意味 | 関連ページ |
|---|---|---|
| 設計情報のリポジトリ | モデル・画面・メニューなどの定義とカスタマイズを管理する場所。DB内の業務データとは保存・復元の対象が異なります。 | 設計情報をバックアップして復元する |
| fingerprint | 定義の内容を識別する値。「このアプリケーションについて」で読込日時・生成日時などとあわせて確認し、反映状況の調査に使います。 | 生成した定義の反映状況を確認する |
| 実行時編集メールテンプレート | 用途のIDをAppSchemaで予約し、運用中に管理画面から件名や本文を変更できるメール文面。変更は新しく作る送信要求へ反映されます。 | 運用中に変更できるメールテンプレートを用意する |
| Outbox・Outbox ID | 送信要求を保持し、後からメール配送する仕組み。Outbox IDで個々の送信要求と配送監査ログを対応付けます。 | メールの送信状況を確認して再送・取消を行う |
| 配送監査ログ | メールの受付・処理結果・再試行・手動操作などの履歴。現在の送信状態だけでなく、状態が変わった経緯を確認できます。 | メール配送の履歴を監査ログで確認する |
| ルール(rules) | 独自の検証や業務処理について、対象・契機・条件・処理内容などをAppSchemaへ記録する定義。自由文を書くだけで任意の処理が動くものではありません。 | 登録・更新・削除に合わせて業務処理を追加する |
| SPI | Wagby11が用意するJava拡張の接続口。決められたタイミングと契約に沿って、独自の検証や計算・業務処理を組み込みます。 | 標準チェックで表せない検証を追加する |
| Entity・DTO・Mapper(Java) | Entityは保存するデータを表し、DTOはAPIの要求・応答などのデータを表します。Mapperが両者の項目を対応付けます。 | 英語識別名と生成Java名の対応 |