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WAGBY11 MANUAL / 17

検証結果を確認して反映する

ファイルを反映せず検証し、行ごとの問題と処理件数を確認できます。修正したファイルを反映モードで再送できます。

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1. このページで伝える機能

ファイルを反映せず検証し、行ごとの問題と処理件数を確認できます。修正したファイルを反映モードで再送できます。

2. Wagby11で実現できること

2.1 検証してから反映する

最初は検証のみで送信します。検証が成功しても保存データは変わりません。結果を確認してから、同じファイルを全件反映などのモードで再送します。

データを変更せず、登録・更新対象を検証した結果。
データを変更せず、登録・更新対象を検証した結果。

エラーがあれば内容を修正します。結果にはエラー行と内容が表示され、エラーCSVも取得できます。項目を特定できるエラーでは、画面の「列」で修正箇所を確認できます。エラーCSVには列名と元入力値も記録され、この例では「在庫数」と「-1」を確認できます。反映時には改めて検証します。

在庫数のエラーを元ファイルの行番号・列名とともに確認する画面。
在庫数のエラーを元ファイルの行番号・列名とともに確認する画面。

同じ行に複数の項目エラーがある場合は、それぞれの内容を確認できます。ジョブのエラー件数はエラーのある行数です。

正常なファイルを全件一括反映で再送すると、この例では登録1件・更新1件、エラー0件で完了します。完了後は検索一覧や詳細画面でも保存内容を確認します。

検証後に全件一括反映し、登録1件・更新1件が完了した結果。
検証後に全件一括反映し、登録1件・更新1件が完了した結果。

アップロードの共通上限と個別上限の関係は、「環境」のアップロードの共通上限と結果保持を設定するを参照してください。

2.2 参照先を先に登録する

顧客を参照する受注など、他のモデルのデータを参照する項目には、登録済みの参照先を指定します。外部ファイルに未登録の顧客コードが含まれる場合は、顧客を先に登録し、保存が完了してから受注を取り込みます。別のアップロードで顧客を登録する場合も、検証成功だけでなく、反映の完了まで確認します。

参照先の存在確認は、登録前・更新前のライフサイクル処理より先に行います。そのため、参照先がないときに同じ行の業務ルールで顧客を作る方法では、存在確認のエラーを解消できません。反映前に各行を検証するため、同じファイルの先の行で参照先を作れば後の行が通る、という順序にも依存できません。検証中の書き込みはロールバックされ、検証のみの実行ではライフサイクル処理を行いません。

参照先を事前に揃えられない連携では、外部の顧客コードを参照項目ではなく文字列として受け取る取り込み用モデルを別に用意します。その後の業務処理で参照先を検索・必要に応じて登録し、受注へ正しい参照を設定します。取り込み用モデルから業務モデルへ反映する際も、権限・入力検証・参照整合性を維持します。

全件一括反映では、参照エラーを含むファイルは全件を反映しません。正常行のみ反映する方式でも、エラーになった行は反映されません。検証後に参照先が変更・削除される可能性があるため、反映直前にも存在を再確認します。業務ルールの契機は登録・更新・削除に合わせて業務処理を追加するで説明しています。

3. AIへの指示例

最小限の指示例

ファイルを保存する前に、エラーがないか確認できるようにしてください。

AIは検証だけの操作、結果の見せ方、反映までの手順を類推して補います。検証成功を自動反映と扱わず、利用者が結果を確認する流れを明示します。

より詳細な指示例

既定はVALIDATE_ONLYとし、検証成功でもDBを更新しないようにしてください。行・列・メッセージとエラーCSVで問題を確認し、修正後はファイルを選び直してALL_OR_NOTHINGで再送します。検証と反映の間にデータが変わる可能性を考慮し、反映時の再検証も維持してください。
顧客を参照する受注ファイルは、顧客の登録と反映が完了してから取り込む手順にしてください。参照先の存在確認より後の業務ルールで未登録顧客を補う構成にはしないでください。先に顧客を揃えられない場合は、外部顧客コードを文字列で保持する取り込み用モデルを提案し、受注への反映処理を分けてください。
既存のモデル・データ・権限を保持し、Wagby11のguide・referenceを確認してください。メニューと一般利用者向け操作マニュアルを更新し、生成・ビルド後に画面・出力ファイル・保存結果を確認してください。

4. 編集されるAppSchemaの例

以下は関連する定義の抜粋です。構文を覚えなくても、出力したい内容や取り込みの方針をAIへ伝えられます。

processing_modes:
  allowed: [ALL_OR_NOTHING, VALID_ROWS, VALIDATE_ONLY]
  default: VALIDATE_ONLY
limits:
  max_errors: 100

検証のみのジョブを後から承認して反映する操作ではなく、反映モードで新しい要求として送信します。検証では型・項目制約・参照整合性・権限などを確認します。参照先を先に登録する順序は取り込み手順で管理します。上の反映方式の指定だけで、未登録の参照先を自動作成する機能は加わりません。

5. 参考資料

guide:検証結果を確認して反映する
designer/docs/appschema/html/guide/09-data-transfer/11-validation-and-commit.html
reference:ファイルアップロード一括更新
designer/docs/appschema/html/reference/12-file-upload.html