WAGBY11 MANUAL / 26
ダウンロードの共通上限を設定する
アプリケーション全体で、1回のダウンロードの行数・生成ファイルの容量・処理時間・同時実行数を制限できます。出力内容を決める個別のダウンロード定義と合わせて、負荷と利用目的に合う上限を用意します。
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1. このページで伝える機能
アプリケーション全体で、1回のダウンロードの行数・生成ファイルの容量・処理時間・同時実行数を制限できます。出力内容を決める個別のダウンロード定義と合わせて、負荷と利用目的に合う上限を用意します。
2. Wagby11で実現できること
2.1 四つの上限を決める
| 共通設定 | 意味 | 設定例 |
|---|---|---|
| 最大行数 | 1回に出力できる行数 | 100,000行 |
| 最大ファイル容量 | 生成ファイルの最大バイト数 | 104,857,600バイト(100 MiB) |
| 処理の制限時間 | 1回のダウンロード処理に使える時間 | 10分 |
| 同時実行数 | 同時に実行できるダウンロード数 | 4 |
上限は出力を無制限に続けないための共通設定です。件数の多い出力は検索条件を絞る、必要な列だけにするなど、利用者の使い方も含めて検討します。
2.2 出力形式・権限の設定と合わせて使う
共通上限だけでは、出力する列、CSVなどの形式、ファイル名や利用できるロールは決まりません。これらはダウンロードのページで設定します。検索の1ページ件数とも別の設定です。
上限を引き上げる場合は、ファイルの容量、応答時間、同時利用時の負荷を確認します。処理時間はPT10Mなら10分です。
2.3 出力定義ごとの設定との関係
行数・容量・処理時間・同時実行数の上限はアプリケーション共通です。モデルやダウンロード定義ごとに別の処理上限を指定する設定はありません。すべての出力に共通上限を適用します。
出力列・ファイル形式・権限は、モデル内のダウンロード定義ごとに決められます。ダウンロード定義ごとの設定を参照してください。
3. AIへの指示例
最小限の指示例
ダウンロードは10万行・100 MiB・10分まで、同時実行は4件までにしてください。AIは既存のダウンロード定義、共通上限、通常の出力件数やサーバー容量を確認します。行数・容量・時間・同時数のどの制限を変えるかを伝えます。短い指示だけで、次の詳細例と同じ設定になるとは限りません。
より詳細な指示例
Wagby11のguideと必要なreferenceを確認してください。
environment.downloadをmax_rows: 100000、max_file_size_bytes: 104857600、max_processing_time: PT10M、max_concurrent: 4としてください。
既存のダウンロード列・形式・権限を保持してください。通常の出力と上限を超える出力、同時利用時の扱いを確認し、利用者へ示される案内を説明してください。
既存のenvironment全体を置き換えず、必要な項目を編集してください。設定の検証・生成と必要なサービスの再起動を行い、変更内容と確認結果を説明してください。4. 編集されるAppSchemaの例
次は共通設定の抜粋です。設定名を覚えなくても、必要な動作や上限をAIへ伝えられます。既存のenvironment内へ追加・編集し、他の共通設定を保持します。
environment:
download:
max_rows: 100000
max_file_size_bytes: 104857600
max_processing_time: PT10M
max_concurrent: 45. 参考資料
- guide:環境
designer/docs/appschema/html/guide/02-environment/01-appschema-environment.html- reference:AppSchema全体構成
designer/docs/appschema/html/reference/02-root-schema.html