WAGBY11 MANUAL / 17
ダウンロード列・順番・書式を設定する
出力する項目と列順、ヘッダ、日付・数値・真偽値の表現を指定できます。画面の表示書式とファイルの書式を分けて決められます。
最終更新日:
1. このページで伝える機能
出力する項目と列順、ヘッダ、日付・数値・真偽値の表現を指定できます。画面の表示書式とファイルの書式を分けて決められます。
2. Wagby11で実現できること
2.1 列順と書式
全項目の出力は、商品コード・商品名・適用日・在庫数・単価・取扱中・備考の順です。日付は年/月/日、単価は小数2桁、テキストの取扱中は有効/無効にしました。

CSVの出力例です。ヘッダとデータの列順は一致します。この数値書式では在庫数も小数2桁で出力されます。
"商品コード","商品名","適用日","在庫数","単価","取扱中","備考"
"S001","案内スタンド","2026/10/29","10.00","2500.00","有効","受付用です。"XLSXは日付・数値のセルを使い、真偽値は真偽値のまま出力する設定です。
2.2 参照・複数参照の出力
参照項目は、参照先の主キー値を出力します。画面に表示する名称や参照連動項目の値へ自動的に置き換えることはありません。たとえば画面で「東京営業所」と表示されていても、その主キーがB001ならB001を出力します。参照キーには識別子として使える標準的な文字列表現を使い、表示用の日付・数値書式は適用しません。
参照先が複合主キーの場合は、主キー項目の定義順に値を並べ、区切り文字で連結します。既定の区切りは$SEP$です。キーがAと1ならA$SEP$1になります。複数参照では各参照値を1つの列にまとめ、既定では縦線(|)で区切ります。B001とB002ならB001|B002です。
区切り文字を値自身が含む場合は、バックスラッシュでエスケープして区別します。バックスラッシュ自身もエスケープします。複合主キーを持つ複数参照では、まず各参照の複合キーを連結・エスケープし、その結果を複数参照の値として再びエスケープして連結します。連携先へは区切りとエスケープの両方を伝えます。区切り文字に空文字は指定できません。
権限に応じて列を除外するか、ヘッダを残して値を空欄にするかは、画面アクション・ダウンロードの権限を設定するで説明しています。
3. AIへの指示例
最小限の指示例
在庫ファイルの日付は年/月/日、単価は小数2桁にして、必要な列だけ出してください。AIは列の選び方と順番、見出し、空値や真偽値の表現を類推して補います。画面表示とは別に、受け取る側が必要とする形式を指定します。
より詳細な指示例
列順は商品コード、商品名、適用日、在庫数、単価、取扱中、備考にしてください。日本語ヘッダを付け、テキストの日付はuuuu/MM/dd、単価は小数2桁、取扱中は有効/無効とします。XLSXは日付セルと数値セル、真偽値セルで出力してください。
参照項目を含むダウンロードでは表示名ではなく主キーを出力し、複合主キーは$SEP$、複数参照は|で区切ります。値に区切り文字やバックスラッシュが含まれる場合はエスケープしてください。連携先にもこの表現を説明してください。
既存のモデル・データ・権限を保持し、Wagby11のguide・referenceを確認してください。メニューと一般利用者向け操作マニュアルを更新し、生成・ビルド後に画面・出力ファイル・保存結果を確認してください。4. 編集されるAppSchemaの例
以下は関連する定義の抜粋です。構文を覚えなくても、出力したい内容や取り込みの方針をAIへ伝えられます。
header: { enabled: true, source: name }
value_codec:
output:
text:
date: uuuu/MM/dd
decimal: '0.00'
boolean: { true_value: 有効, false_value: 無効 }
xlsx: { date: yyyy/mm/dd, decimal: '0.00', boolean: native }
columns:
- { name_en: productCode }
- { name_en: productName }
- { name_en: effectiveDate }
- { name_en: quantity }
- { name_en: unitPrice }
- { name_en: active }
- { name_en: notes }ファイルの書式はvalue_codecで指定し、ui.formatを暗黙に流用しません。アップロードで同じ定義を利用する場合は入力側の書式も一致させます。
参照項目を含むダウンロード定義に加える設定の抜粋です。上のvalue_codecやcolumnsと同じ階層に置きます。
reference:
composite_key_separator: '$SEP$'
escape: backslash
reference_multi:
separator: '|'
escape: backslash
5. 参考資料
- guide:ダウンロード列・順番・書式を設定する
designer/docs/appschema/html/guide/09-data-transfer/06-download-format.html- reference:ダウンロード
designer/docs/appschema/html/reference/09-functions.html