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WAGBY11 MANUAL / 22

申請・承認・差し戻し・再申請を行う

申請者と担当者が詳細画面で申請・承認・差し戻しを行い、必要な修正後に承認を再開できます。

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1. このページで伝える機能

申請者と担当者が詳細画面で申請・承認・差し戻しを行い、必要な修正後に承認を再開できます。

2. Wagby11で実現できること

2.1 申請から決裁までの操作

備品申請の数量を確認したいとき、上司が理由を付けて申請者へ差し戻します。申請者は内容を修正して再申請し、経路の設定に従って承認を再開します。

差し戻し先と再開段階を確認し、理由を入力する画面です。
差し戻し先と再開段階を確認し、理由を入力する画面です。
申請、差し戻し、再開、上司と部門責任者の承認、完了が履歴に残ります。
申請、差し戻し、再開、上司と部門責任者の承認、完了が履歴に残ります。

申請はデータの登録者本人が行います。現在の承認担当者が承認すると、必要人数を満たした段階で次へ進み、最終段階の条件を満たすと決裁が完了します。

差し戻し先と再開する段階は経路であらかじめ決めます。申請者へ戻した場合は申請者が修正できます。前段の承認者へ戻した場合は業務データを編集せず、対象者が再確認します。経路・担当者・条件などが変わった再申請は、第1段階から承認し直します。

状態データの編集
未申請通常の権限で編集できる
承認待ち・前段の再確認待ち編集・削除できない
申請者への差し戻し申請者が編集できる。削除はできない
決裁済み編集・削除できない

制限は画面だけでなくAPIにも適用されます。決裁後の在庫更新や外部連携などは業務ごとの処理として用意し、標準の承認操作だけで自動的に追加されるものではありません。

2.2 進行中に承認者の資格が変わった場合

承認待ちの間に担当者のアカウントを無効化・削除したり、ロールや所属を変更したりすると、その担当者が引き続き承認できるかを確認します。対象データの参照権限や担当条件を失った未処理担当者は、担当から除外されます。ロールや所属が変わっても必要な資格を保っていれば、そのまま継続します。

現在の段階だけでなく、後続の未処理段階も対象です。各未完了段階で「承認済みの人数+除外後に残る未処理担当者の人数」が必要人数以上なら継続し、どこかの段階で不足すれば申請全体を自動却下します。担当者を除外しても必要人数は減らしません。

承認条件未処理担当者が資格を失った場合
1人(SINGLE)選ばれた担当者の代わりはいないため、自動却下します。
候補者の誰か1人(ANY_ONE)除外後も承認できる担当者が残れば継続します。
全員(ALL)必要人数を減らさないため、自動却下します。
指定人数(N_OF_M)承認済み人数と残る未処理担当者数で必要人数を満たせれば継続します。

たとえば3人中2人の承認が必要で、1人が承認済み、1人が担当除外になった場合、残る1人の承認で条件を満たせます。さらにその人も除外されれば必要人数を満たせず、自動却下になります。承認済みの実績は資格変更によって取り消しません。

担当除外とその理由は履歴に残り、継続不能の場合は自動却下の理由も記録されます。代わりの承認者を自動補充したり、資格が復活した人を自動で担当へ戻したりはしません。自動却下された申請も自動復元されず、通常の却下と同じく編集・削除・再申請はできません。

この検知は、生成されたユーザー更新・削除処理による無効化・削除・割当ロール・直接所属グループの変更を対象にします。氏名・パスワードだけの変更や有効化だけの操作では自動却下しません。時刻経過による有効期限切れや、DBの関連テーブルの直接変更を自動検知するものではありません。差し戻し済みや決裁済みなど、進行中でない申請は対象外です。

3. AIへの指示例

最小限の指示例

申請内容を差し戻して修正し、再申請できるようにしてください。

AIは差し戻し先、再開する段階、理由の必須設定、修正を許す利用者を類推して補います。申請者へ戻すのか、前段の承認者の再確認へ戻すのかを伝えます。

より詳細な指示例

備品申請は登録者本人が申請し、直属上司と部門責任者が順に確認します。差し戻し先は申請者、再開する承認段階は1、差し戻し理由は必須にしてください。申請者が数量を追記して再申請し、最後に決裁まで進むことを確認します。承認待ちはAPIからも編集できず、再申請前の履歴が残ることを確認してください。
進行中に承認者の資格が失われる場合は標準の担当除外・自動却下の規則を使い、候補者の自動補充は追加しないでください。3人中2人承認の例で、1人承認済み・1人除外なら継続し、残る1人も除外されれば自動却下になることを確認します。履歴の理由と承認済み実績も確認してください。
既存の定義・データ・権限を保持し、Wagby11のguide・referenceを確認してください。利用者向け操作マニュアルを更新し、生成・ビルド後に該当する利用者の画面とAPIで動作を確認してください。

4. 編集されるAppSchemaの例

以下は関連する定義の抜粋です。構文を覚えなくても、誰がどの条件で申請・承認するかをAIへ伝えられます。

entity:
  name: 備品申請
  name_en: WorkflowRequest
  type: T
  audit: true
  workflow:
    enabled: true
  # 主キー・業務項目・監査項目・予約versionは既存の定義を保持します。

ワークフローを有効にすると標準の状態遷移と編集制限が適用されます。差し戻し先・再開段階・理由必須は、モデルのAppSchemaとは別の経路設定です。独自に同じ意味の状態保存項目を作る必要はありません。進行中の担当除外と必要人数による継続判定も標準動作であり、AppSchemaに自動補充や自動却下の条件を別途追加するものではありません。

5. 参考資料

操作と状態・履歴
designer/docs/appschema/html/guide/14-workflow/03-operations.html
承認経路と条件
designer/docs/appschema/html/guide/14-workflow/02-routes.html
Java共通基盤:ワークフロー(担当者の変更・担当除外と成立可能人数の判定)
designer/docs/java/html/28_workflow.html