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WAGBY11 MANUAL / 06

エラーと警告の使い分け

処理を止めるエラーと、注意を伝えて続行できる警告を使い分ける方法を説明します。

最終更新日:

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1. このページで伝える機能

保存してはいけない値はエラー、利用者に確認してもらいたい値は警告にできます。警告は、条件を満たさない値を保存できる扱いであることを踏まえて使います。

2. Wagby11で実現できること

数量の0はエラーにし、保存を止めます。

範囲外の数量はエラーとして保存を止めます。
範囲外の数量はエラーとして保存を止めます。

一方、申請金額が100,000円を超えた場合は警告にしています。内容を確認し、「続行」を選ぶと保存できます。「入力に戻る」も選べます。

高額の申請金額に対する警告。
高額の申請金額に対する警告。
警告の対象となる金額を保存した詳細画面。
警告の対象となる金額を保存した詳細画面。

エラーが一つでもあれば保存できません。データの成立に必須の条件や、守らなければならない条件にはエラーを使い、警告だけにしないようにします。

3. AIへの指示例

最小限の指示例

数量の範囲外はエラーにし、申請金額が10万円を超えたら警告を出してください。

どの条件で処理を止めるか、確認後に保存してよいかをAIが類推して補います。警告を単なるエラーの弱い表示として扱わず、保存を許す条件であることを明示します。

より詳細な指示例

InputCheck.quantityは1〜99の範囲外をseverity:errorにして保存を止めてください。amountは100000以下の範囲チェックをseverity:warningにし、100000を超えても注意を確認したうえで保存を許してください。0の数量で保存できないこと、150000の金額は警告を確認して保存できることを検証してください。
既存のモデル・主キー・項目・データ・権限を保持し、必要なguide・referenceを確認してください。メニューと一般利用者向け操作マニュアルを更新し、設計情報の検証・コード生成・起動を行って、正常な入力とエラーになる入力を確認してください。

4. 編集されるAppSchemaの例

以下は関連する定義の抜粋です。構文を覚えなくても、許可したい値とエラーにする条件をAIへ伝えられます。

entity:
  attributes:
    - name: 数量
      name_en: quantity
      type: integer
      validation:
        constraints:
          - { id: QUANTITY_RANGE, type: range, min: 1, max: 99,
              severity: error, message_code: error.manual.quantity.range }
    - name: 申請金額
      name_en: amount
      type: decimal
      precision: 12
      scale: 2
      validation:
        constraints:
          - { id: AMOUNT_WARNING, type: range, max: 100000,
              severity: warning, message_code: warning.manual.amount.large }

severityを変えることで、同じ種類のチェックをエラーにも警告にもできます。未入力の扱いはpresenceで指定します。警告は正常な保存・検索の応答にも含まれます。

5. 参考資料

guide:エラーと警告
designer/docs/appschema/html/guide/04-validation/02-error-and-warning.html
reference:validation(入力チェック定義)
designer/docs/appschema/html/reference/11-validation.html