WAGBY11 MANUAL / 06
入力チェックメッセージの設定
入力内容のどこをどう直すかが伝わるメッセージを用意する方法を説明します。
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1. このページで伝える機能
入力エラーでは、対象項目だけでなく、期待する形式や上限、修正方法を伝えられます。チェックの定義とメッセージを識別コードで結び付け、文言をリソースとして管理します。
2. Wagby11で実現できること
連携先名称のバイト数エラーに、「Shift_JISで8バイト以内にしてください」と修正の目安を表示しています。画面と保存時の検証で同じ文言を使うため、共通のメッセージリソースへ設定します。

数量の範囲チェックも、「1から99までの整数」と具体的な条件を示せます。

項目の近くのメッセージとダイアログの内容を確認して入力を直せます。独自文言を用意するときは、画面の事前チェックと保存時に返るエラーの両方で、実際の表示を確認します。
3. AIへの指示例
最小限の指示例
入力エラーで、文字セットや許可される範囲が分かるメッセージを表示してください。メッセージコードや文言の管理先をAIが既存構成から類推して補います。単に「不正です」ではなく、何をどの範囲に直すのかを伝える文章を指定します。
より詳細な指示例
InputCheck.externalNameのShift_JISで8バイト以内という制約と、quantityの1〜99という範囲制約に、安定したmessage_codeを付けてください。日本語文言を「連携先名称はShift_JISで8バイト以内にしてください。」「数量は1から99までの整数を入力してください。」とし、製品ルートのconfig/wagby-messages_ja.propertiesへ配置します。設計情報や生成ファイルに文言を直接埋め込まないでください。REST APIとWeb UIを再起動し、数量0について画面の事前チェックと同じ制約のAPI応答が同じ文言になることを確認してください。連携先名称のバイト数は保存時のサーバー側の結果も確認します。
既存のモデル・主キー・項目・データ・権限を保持し、必要なguide・referenceを確認してください。メニューと一般利用者向け操作マニュアルを更新し、設計情報の検証・コード生成・起動を行って、正常な入力とエラーになる入力を確認してください。4. 編集されるAppSchemaの例
以下は関連する定義の抜粋です。構文を覚えなくても、許可したい値とエラーにする条件をAIへ伝えられます。
entity:
attributes:
- name: 連携先名称
name_en: externalName
type: string
length: 100
validation:
constraints:
- id: EXTERNAL_BYTES
type: length
unit: bytes
charset: Shift_JIS
max: 8
severity: error
message_code: error.manual.external.bytes
- name: 数量
name_en: quantity
type: integer
validation:
constraints:
- id: QUANTITY_RANGE
type: range
min: 1
max: 99
severity: error
message_code: error.manual.quantity.range制約のidとmessage_codeは安定した識別子として管理します。文言はAppSchemaとは別のメッセージリソースへ置きます。
画面とサーバーで共通に使う日本語文言は、製品ルートのconfig/wagby-messages_ja.propertiesへUTF-8で配置します。
error.manual.external.bytes=連携先名称はShift_JISで8バイト以内にしてください。
error.manual.quantity.range=数量は1から99までの整数を入力してください。変更後はREST APIとWeb UIを再起動します。英語は_en、言語共通の標準文言は接尾辞なしのファイルへ定義できます。外部のメッセージファイルだけを変更した場合、再生成・再ビルドは不要です。
従来のアプリ内リソースへ置く場合、REST API側のsrc/main/resources/wagby-messages_ja.propertiesだけではWeb UIへ自動同期されません。共通の外部ファイルを使うと、文言を一か所で管理できます。生成されたメッセージファイルやOpenAPIは直接編集しません。
5. 参考資料
- guide:入力チェックメッセージ
designer/docs/appschema/html/guide/04-validation/12-validation-messages.html- reference:validation(入力チェック定義)
designer/docs/appschema/html/reference/11-validation.html- 国際化とユーザ設定
designer/docs/appschema/html/java/19_internationalization_user_preferences.html